日高市・巾着田で見たクサノオウの群生
クサノオウ(ケシ科クサノオウ属)
5月4日は、埼玉県日高市の巾着田に行きました。巾着田という変わった名前の地名は、日高市を流れる高麗川の蛇行により、巾着のような形をした土地が出来たことによります。地元の方は「川原田」と呼んでいるそうです。
巾着のような形をした土地のまわりにはぐるりと川が流れています。
川に削られて、向こう側は切り立った崖になっています。
広い河原では、子供が遊んだり、バーベキューやキャンプをする人がいたり。
川に囲まれた巾着の形をした土地は、かつて水田として利用されていたようですが、今は一部が残るだけになっています。
休耕田となった広い土地は、運動場、乗馬施設、駐車場、畑、個人所有の土地などになっています。
ところで、巾着田は華曼珠沙華の里として有名です。
シーズンには、曼珠沙華の群生が見事なんだそうですが、曼珠沙華のシーズン以外にも、桜や菜の花や野鳥観察などが楽しめそうです。
でも今は5月。曼球沙華の群生地を歩いてみたら、クサノオウの花畑になっていました。
クサノオウは、二男が見たいと言って、ずっと探していた植物。私たちが住んでいる商業地区や、住宅街、三ツ又沼周辺では見られなかったのです。
偶然、巾着田で出会えて狂喜乱舞の二男。
クサノオウは、「草の黄」「瘡の王」とも書きます。可愛い黄色い花なんですが、葉や茎を傷つけると黄色い汁が出てきて、皮膚に付くとかぶれるそうです。
昔はこの汁を、皮膚病の治療薬に使ったことから「瘡の王」と名前が付いたんだそう。
葉を傷付けても黄色い汁が出ます。可愛い花なので、摘んで花束を作ってみたくなりますが、止めた方がいいようですね。
川の対岸の崖には、新緑に混ざってミズキの白い花が咲いています。
こちらはハリエンジュ(マメ科ハリエンジュ属)、別名ニセアカシアです。
まだ、三分咲きくらいですね。
パリでは、街路樹やブローニュの森の中でよく見かけました。もともと、北アメリカ原産で、日本に入って来たのは明治以降。やせ地でもよく育つので、野生化したんだそうです。
花としては見頃ではないのですが、実は天ぷらとして食べるにはこれくらいが美味しいんです。
ハリエンジュの食べ方を教えてもらったのは、パリに住んでいる時、「野草を食べる会」に参加した時です。
パリ在住の日本人で、ブローニュの森に生えている、ゴボウやミツバやイラクサなど、摘んで食べて楽しむやり方を教えて下さる方がいて、その時ハリエンジュの食べ方も習いました。
ブローニュの森なので、もちろん乱獲はまずいのですけれど、「勉強のため」ということで、許可してもらって年一回か二回、そういう勉強会を催しているそうです。今年も開いたのかは分りませんが・・・。
家族は、「あの時のハリエンジュの天ぷらは美味しかった。」といまだに言います。巾着田では、さすがに花を取っては来ませんでしたが。![]()



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