閑話休題-フランスの美味しい話
リドレーさんとパラ・ラバ・ツリーお話はまだまだ続きますが、今日は、「H.N.リドレーとパラ・ラバ・ツリー」をちょっとお休みしてフランスの美味しいお話です。
写真のワインは、ブルゴーニュのヴォルネイ(Volnay)。フランスに住んでいると、ワインにすっかりはまってしまう人は多いと思います。我が家もご他聞に漏れず、ワインにドッポリはまっています。このワインは、夫が「誕生日には普段飲めない、少し上等のワインが飲みたい!」と言うので(夫の誕生日は10月末頃です)、普段は行かないワイン専門店に行って買ったワインです。(普段は、カリフールとかフランプリとかイノとか、スーパーで買っています)
日曜日は、マルシェで食料を買い込むのですが、いつも行くチーズ屋さんの隣がワイン屋さんで、私がチーズを選んでいる間、夫はワイン屋さんでじっくりの品選び。これがまた、フランス的と言うか、ワインひとつ選ぶのにもお店の人がじっくり薀蓄を語り、時間がかかるんですね。私が、チーズを買い終わってワイン屋さんに入ってもまだ、夫とお店の人が談義中。挙句、「マダムは、赤ワインだと軽い味のとタンニンが効いたのとどっちがお好み?」と聞かれ、しどろもどろに「え~っと、私は、白だと辛口が好きなんですけど・・・。」と、頓珍漢な受け答えをして、結局、ブルゴーニュのヴォルネイに決めました。お店の人が、「飲む一時間前に、抜栓してダカンタージュしてね。」とアドバイス。
おつまみは、ジャガイモとラクレット、カマンベールです。(ここで、このワインはそのチーズには合わないとか言わないように。私は、詳しくありません~。)
日曜日は、たいていチーズ屋さんでチーズを買うことにしています。このチーズ屋さんは、「HISADA」さんと言って、日本にもチェーン店がある、日本人チーズ熟成士が経営しているお店です。日本語でチーズのことをいろいろ相談できるのでとっても嬉しいお店です。私が行っているマルシェのすぐそばにあります。
チーズも春夏のころは、モッツァレラとトマトのサラダが家族には好評でしたが、秋になり寒くなってくると、じゃがいもとラクレットやモンドール、ブルーチーズが美味しいらしいです。
日曜日のマルシェでは、生きが良くて美味しい魚介類を買うこことが多いのですが、今日は、上の息子のリクエストでスズキのグリルにしました。スズキは刺身にしてもよさそうでしたが、同じ魚屋で、アジとマグロの美味しそうなのがあったので、刺身はアジとマグロにしました。普段スーパーでは、良い魚は手に入りにくいので日曜日は魚介類尽くしです。
一緒に頂くワインは、アルザスのリースリング(Riesling)。こちらは、フランス語のO先生もお勧めのワイン。すっきりとした辛口が、あぶらののって来た、今の時期の魚にとっても良く合います。
夏の頃は、シャブリ(Chablis)が刺身と良く合って美味しいと思ったものでしたが、今はリースリングが美味しく思います。(私は、ワインの専門家でもグルメでもありませんので、「それはちょっと・・・。」とおっしゃる、詳しい方、ご勘弁ください。)ちなみに、フランスではマグロの旬は夏なんだそうです。
フランスは果物も美味しいです。マルシェには、八百屋さんは何軒もありますが、果物中心のお店、根菜(じゃがいもやたまねぎなど)中心のお店、BIO(有機栽培)などなど、どうもそれぞれお得意の分野あるらしくて、果物は果物中心のお店で買った方が断然美味しいです。
いったいどこが違うのか、私にはさっぱり分からないのですが、私がスーパーで選んだぶどうは、いつまで経ってもなくならないのに、マルシェの果物中心のお店で買ったぶどうはあっという間になくなってしまいます。
こちらは、アルジェリア産のマツタケです。いつもウォーキングにご一緒しているFさんのご主人がアルジェリアから持ち帰られたものをおすそ分けしていただいたもの。
キノコ好きの下の息子は大喜び。マツタケご飯と、お吸い物に一家で美味しくいただきました。(アルジェリアは今は独立していますが、かつてはフランスの植民地でした。)
というわけで、フランスは季節ごとの美味しい食べ物と美味しいワインがいっぱい。(アルジェリアはちょっと関係ないかもしれませんが・・・。)
比べて、リドレーさんの本国イギリスは、美味しい食べ物がないので、イギリス人は海外に行っても食糧事情に文句を言わず、植民地経営に成功を収めたのだ、という説がありますが、さてどうなんでしょう。
私は、イギリスの朝ご飯とハイティーはとても美味しいと思うのですが、夫やイギリス滞在経験のある人は、「フランスの方が絶対美味しい!」と力説するのです。
それはともかく、住む慣れた本国を離れて、まったく気候の違う熱帯で何年も粘り強く頑張ったリドレーさんたちのバイタリティーってすごいと思います。恐らく、最初の頃は食事は単調だったのではないかと思いますし、現地の食べ物を「美味しい!」と思わなければ、本国の食事が懐かして、良い仕事が出来たかどうか・・・。四六時中「和食が食べたい!」と叫ぶ夫と息子達を見ていると、単調な食事と現地の食材で頑張ったであろう彼らって、偉いと思うのです。
話は違いますが、シンガポールに住んでいると、新鮮なドリアンが食べられるのですが、これもとっても美味しくて私は大好きです。でも、ヨーロッパ系の人はどうも嫌いらしくて、ブリティッシュ・カウンシルに通っていた頃、ドイツ人もフランス人もイタリア人もロシア人もスウェーデン人もクラスの人は皆一応に「ドリアン」と言うと顔をしかめていました。(私が出会った以外の人で、ドリアンが大好きな人もいるかもしれません。アメリカ人とイギリス人は聞いたことがないのでわかりませんし。)
イギリス人の博物学者ウォーレスは、「ドリアンを食べることは新たなる感動であり、それだけでも東洋への航海に値する。」と記しているそうです。
また、イギリス人の植物学者で、シンガポール植物園副園長を勤めたE.J.H.コーナーは、「ドリアンの果実には、タマネギと下水と石灰ガスのにおいを混ぜたようなにおいがあるが、種衣にはまったくにおいがなく、キャラメルやクリーム、そして誰が言ったがイチゴやキイチゴの味さえする。」と説明しています。
う~む、さすがイギリス人と言うべきなんでしょうか、どうなんでしょう・・・。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)


















最近のコメント