文化・芸術

2007年6月19日 (火曜日)

マウリツィオ・ポリーニ

P1010080  先月、シャトレにカルメンを観に行ったとき、6月はポリーニのコンサートが予定表にのっていました。子供も大きくなったし、留守番してくれるだろうということで、夫とポリーニのコンサートに行ってきました。

 私のマウリツィオ・ポリーニの出会いはまだ10代の頃。繰り返し聞いたのは、ベートーベンの「皇帝」だったっけ。まだ、レコードの頃でした。テレビで、背中をぴんと伸ばし、ピアノの弾き方のお手本のような指で弾いているポリーニの演奏姿を見て、大変新鮮に感じたものだった。だって、その頃のピアニストの演奏姿って、腰をうんと折って鍵盤に顔を近づけていたり、指をぐんにゃり持ち上げていたり、顔の表情が豊か過ぎたりしているところをテレビでは多く放送していたから。

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 その頃は、一流のピアニストの生演奏を聞きに行くなんて、夢のまた夢だった。演奏は、テレビかFMラジオかレコードで聞くものだったな。
 フランスに住むようになるとは想像してなかったし(ヨーロッパはまだ遠い国だった)、パリでポリーニを聞きに行くようになるとは思っていなかった。そういうことができなくても別段どうとも思わなかったっだろうけれど。

シャトレのテラスから、ノートル・ダム寺院を見ながら、しみじみとしてしまった。

 私は、音楽の専門家ではない。子供の頃、ちょっとピアノを習っていたぐらいで、父親がクラシック音楽が好きだったので、クラシックを聴く機会が少し多かったぐらいなので、音楽に詳しいわけではないけれど、ポリーニの演奏を聴いて、「ああ、エンターテインメントってこういうことを言うのかな~」と、妙に感心してしまった。聴いていて、ふわっと気持ちよかった。

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