自然観察

2009年5月 9日 (土曜日)

日高市・巾着田で見たクサノオウの群生

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 クサノオウ(ケシ科クサノオウ属

 5月4日は、埼玉県日高市の巾着田に行きました。巾着田という変わった名前の地名は、日高市を流れる高麗川の蛇行により、巾着のような形をした土地が出来たことによります。地元の方は「川原田」と呼んでいるそうです。


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 巾着のような形をした土地のまわりにはぐるりと川が流れています。 
 川に削られて、向こう側は切り立った崖になっています。Img_1295p
 広い河原では、子供が遊んだり、バーベキューやキャンプをする人がいたり。

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 川に囲まれた巾着の形をした土地は、かつて水田として利用されていたようですが、今は一部が残るだけになっています。
 休耕田となった広い土地は、運動場、乗馬施設、駐車場、畑、個人所有の土地などになっています。

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 ところで、巾着田は華曼珠沙華の里として有名です。
 シーズンには、曼珠沙華の群生が見事なんだそうですが、曼珠沙華のシーズン以外にも、桜や菜の花や野鳥観察などが楽しめそうです。

 でも今は5月。曼球沙華の群生地を歩いてみたら、クサノオウの花畑になっていました。

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 クサノオウは、二男が見たいと言って、ずっと探していた植物。私たちが住んでいる商業地区や、住宅街、三ツ又沼周辺では見られなかったのです。
 偶然、巾着田で出会えて狂喜乱舞の二男。

 クサノオウは、「草の黄」「瘡の王」とも書きます。可愛い黄色い花なんですが、葉や茎を傷つけると黄色い汁が出てきて、皮膚に付くとかぶれるそうです。

 昔はこの汁を、皮膚病の治療薬に使ったことから「瘡の王」と名前が付いたんだそう。

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 茎から出る黄色い汁。

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 葉を傷付けても黄色い汁が出ます。可愛い花なので、摘んで花束を作ってみたくなりますが、止めた方がいいようですね。




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 川の対岸の崖には、新緑に混ざってミズキの白い花が咲いています。

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 こちらはハリエンジュ(マメ科ハリエンジュ属)、別名ニセアカシアです。
 まだ、三分咲きくらいですね。

 パリでは、街路樹やブローニュの森の中でよく見かけました。もともと、北アメリカ原産で、日本に入って来たのは明治以降。やせ地でもよく育つので、野生化したんだそうです。

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 花としては見頃ではないのですが、実は天ぷらとして食べるにはこれくらいが美味しいんです。

 ハリエンジュの食べ方を教えてもらったのは、パリに住んでいる時、「野草を食べる会」に参加した時です。

 パリ在住の日本人で、ブローニュの森に生えている、ゴボウやミツバやイラクサなど、摘んで食べて楽しむやり方を教えて下さる方がいて、その時ハリエンジュの食べ方も習いました。
 ブローニュの森なので、もちろん乱獲はまずいのですけれど、「勉強のため」ということで、許可してもらって年一回か二回、そういう勉強会を催しているそうです。今年も開いたのかは分りませんが・・・。
 家族は、「あの時のハリエンジュの天ぷらは美味しかった。」といまだに言います。巾着田では、さすがに花を取っては来ませんでしたが。coldsweats01
 

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2009年5月 7日 (木曜日)

北杜市オオムラサキセンターと自然公園

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 オオムラサキ(タテハチョウ科)の幼虫・5齢
 
 5月3日、山梨県北杜市オオムラサキセンターに行きました。生態観察施設びばりうむ長坂で成長しているオオムラサキの幼虫です。2本の角が可愛いです。happy01
 
 5齢になると体が緑になるので、素人目にはエノキの葉の上の幼虫はなかなか探せなかったりしますが、館内の職員やボランティアさんが見つけて教えてくれます。成虫になる季節ではなかったので、蝶がひらひら飛んでいる様子は見られなかったのですが、幼虫の様子は間近に見られます。
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 こちらはまだ4齢です。枝の分岐部の座(休止用のポイント)でお休みしているところだそうです。糸を吐いて体を安定させているんですって。
「芽や葉を食べに行っても、ここに戻ってくるんですよ。」と、ボランティアさん。

 オオムラサキは夏の終わりに卵から孵化し、冬は幼虫の姿(4齢か5齢)で越冬します。越冬するときは、体の色を緑から茶色に変化させるそうです。
 茶色くなった幼虫(越冬態)は、食樹のエノキから地上に降り、木の葉の下などで休眠するんだとか。
 左の写真の幼虫は、まだ休眠から覚めて木に登ってからあんまり経っていないそうです。
 しばらくすると、エノキの葉の上に座を作り新緑をどんどん食べ、4齢(または5齢)から5齢(または6齢)に脱皮するそうです。
 冒頭の写真は、脱皮して再び緑になったところです。
 
 
 食樹のエノキのサイクルと共に生きているんですね。


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 びばりうむの中の様子です。エノキの他、いろいろな植物が植えてあります。

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 外の自然公園には、展望台があります。オオムラサキの成虫はクヌギの樹液を吸いますが、シーズンにはここから樹液にあつまってくるオオムラサキを観察できるそうです。

 オオムラサキが生息するには、里山の環境を保護し守ることが必要なんだとか。
 自然公園は、里山の環境が保護されています。

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 棚田と水車小屋。棚田は、今は田んぼを作っているのかどうかわかりません。

 花いっぱいの野原のようでした。

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 レンゲ

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 トウダイグサ

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 こちらは林の中で。
二男が「ウラシマソウだ~!」と、叫ぶので見てみると・・・。ウラシマソウとは違うんじゃないの~?と、ポケット図鑑を見比べました。
 テンナンショウ(サトイモ科テンナンショウ属)なんだろうな、と思うのですが、マムシグサなのかそうじゃないのかわからないです。
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 ちょっとごめんね、と蓋みたいになっている、総苞を持ち上げてみました。
 丸い頭みたいに見えるのは、付属体。花序の上についているものだそうで、お花の部分は見られなかったんですけど、出会えて満足。happy01
 

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 林の中で、サンショウの雄株が花をつけていました。











 オオムラサキについては、「オオムラサキ-日本の里山と国蝶の生活史-」(栗田貞多男 著・信濃毎日新聞社)も参考にしました。オオムラサキの生態と里山の関係がよく書かれています。
 テンナンショウは、色や形も面白いですが、性質も面白いです。興味のある方は、「したたかな植物たち」(多田多恵子 著・SCCbooks)を読んでみて下さいね。この本を読んだときは、面白い植物があるな~、とは思っていたけれど実際出会うとは思ってなかったのでラッキーhappy02でした。

 

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2009年5月 6日 (水曜日)

からたちの花・葡萄の蕾

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 カラタチ(ミカン科カラタチ属)

 
ゴールデンウィークもいよいよ終わりです。4連休中前半は晴れてよい天気だったけれど、後半は雨だったなあ。前半に遠出してよかった。happy01
 写真は、5月3日に山梨の北杜市オオムラサキセンターに行った時の写真。何で山梨かと言うと、私は、「葡萄の花が見たい!美味しいワインを飲みたい!」
二男は、「オオムラサキセンターに行きたい!」、で山梨に決まり。
 オオムラサキセンターの生態観察施設びばりうむ長坂には、オオムラサキが食樹としている榎はもちろん、ミカン科のカラタチなども植えてあります。ちょうどカラタチの花盛りでした。
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 花のアップです。
 カラタチの名前の由来は、唐から渡来した橘、唐橘の略だそうです。
 雄しべは多数、雌しべは1個、脂肪は8~10個、花は両性で刺の基部に白色の花を単生する、ということです。(「花と果実でわかる樹木」馬場多久男 著より)
 
なるほど、そんな感じかなあ。


 葡萄とワインの方は、甲州市勝沼・ぶどうの丘に行って来ました。ワインカーブ見学(試飲ももちろん)レストラン、ホテル、温泉施設 もあります。
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 露天風呂からは、甲州の山並みと街が一望出来ます。夕方日が沈むころ、山が夕陽に映える眺めを見ながら温泉を堪能するのも気持ちいいですよ。Img_1221p_2
 ブドウの花を見たかったのですが、まだ早かったようです。Img_1227p
 甲州の山に見守られながら、美味しいワインになってね。

 ワインはもちろん、ぶどうの丘の売店で買って帰りました。

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2009年5月 2日 (土曜日)

伊奈町施行記念公園・湿地帯のボードウォーク

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 アカメヤナギ(ヤナギ科ヤナギ属)だと思うな~。間違ってたらごめんなさい。coldsweats01
実が炸裂して綿毛につつまれた種子が出ているところ。

 
昨日から、伊奈町施行記念公園(詳しくはこちらこちらをどうぞ)の話題です。一昨日Rちゃんママが、
「気晴らしに伊奈のバラ園に行ってみない?」と誘ってくれたので、一緒に行ってきました。
 伊奈町施行記念公園は、地元ではバラ園として名前が通っています。バラ園の方は、まだちょっと時期が早いようでした。(シーズン中は、バラ園は有料になるそうです。入園料200円)
 バラ園の他にも、アヤメ園、アジサイ園など見どころがいろいろあるのですが、バラ園に向かう途中に湿地帯が・・・。
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 バラ園に来たのに何故湿地帯?でも、新緑の木漏れ日が気持ち良いです。

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 湿地の上に、ハンノキの林を縫うようにボードウオークが渡してあります。
 菖蒲園を造るつもりだったのかな~、と思っていたら・・・

 

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 もともとここら辺一帯は、湿地だったところで、田んぼを作っていたんだそうです。しかし、減反政策の時に放置され荒れ地になってしまったところを、町が公園を造り整備しているんだとか。

 ハンノキは、湿地帯のパイオニア種だそうです。
 沼地だったところを昔人々が田んぼにし、放置され、その田んぼが林になっていくところなんでしょうね。

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ボードウォークを歩いていたら、カモが鳴きながら出てきました。バラ園も良いですが、湿地帯の林の中をゆっくり歩くのもなかなかのものです。catface
 

 

 

 ところで冒頭の写真、アカメヤナギなんじゃないかな~と思ったのは、三ツ又沼ビオトープのボードウォークで花の状態を見たから。
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 こちらが、花の状態。雌雄異株ということなので、雄花かな。

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 こちらが、実になってるところ。雄株のすぐ近くにこうなってる状態の木がありました。

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 で、伊奈で見たら実から綿が出ていたので・・・。

 図鑑をひっくり返して調べたんですが、不確かなんであんまり信じないでね。coldsweats01

 ちゃんとわかる方は、間違ってたら教えてくださいね。

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2009年5月 1日 (金曜日)

ハナミズキ・綿帽子を被った小さな花

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 ハナミズキ(ミズキ科ミズキ属)・伊奈記念公園で

 綿帽子を被ったような小さな花。ハナミズキの花です。Img_1064p_2
 もう少し引いて見たところです。

公園や街路樹のハナミズキが咲きだしました。ハナミズキはピンクや白の花かと思っていたら、花びらのように開いているのは、苞なんだそうです。

 本当の花は、真中に小さく15~20個くらい集まっていて、それが順番に咲いていくのだとか。

 写真は、苞が開く前のもの。小さな花が顔を出しています。Img_1071p_5
 ハナミズキは別名アメリカヤマボウシ。北アメリカの原産で、大正時代に日本にアメリカから送られてきて以来、公園樹や街路樹としてひろく植えられるようになったそうです。
 整った街や、新興住宅街では華やかな花がよく映えますが、なるべるならもともと地元にある木を上手く使って欲しいのだけれど・・・と言うお話を、自然を守る方々からお聞きしたことがあります。

 人間の考えや都合はどうであれ、季節になると人の目を楽しませ根付いてしまった逞しい木ですね。

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2009年4月27日 (月曜日)

三ツ又沼ビオトープ・ボードウォークのノウルシ

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 ノウルシ(トウダイグサ科トウダイグサ属)雌性期の杯状花序


 
昨日に続き、三ツ又沼ビオトープ(詳しくはこちら「荒川の自然を守る会」のHPをどうぞ)、今日は、ボードウォークの写真です。
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 沼を通り過ぎ、ボードウォークを歩きます。ボードウォークのまわりも、緑がだんだん濃くなってきました。Img_0753p
 このボードウォークのすぐそばにノウルシの一群が生えています。
 ノウルシは、北海道から本州、四国、九州日本中幅広く見られる植物ですが、河川敷などの生育環境がだんだん少なくなって来ている現在、群生はなかなか見られないそうです。
 4月5日に歩いた時も観察しましたが、今日はどうなっているのかな・・・と、思って近づいて見ると・・・。
 何かが、にょっきり出ている・・・。


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 私は、この前見た時がお花かと思っていたのですが、あれは、花びらじゃなくて、苞が黄色いのでお花のように見えていただけなんですって。
 
 トウダイグサ科のお花は、雌性期と雄性期が分かれていて、この状態は雌性期らしいです。雌性期は子房がこんな風に外に出てくるんですって。
 なんか、面白~い。winkImg_0768p
 ノウルシの一群を通り過ぎます。Img_0769p
 水辺も緑が増えました。Img_0763p

 ボードウォークから間近に眺められます。Img_0766p
 若葉の色が目に爽やかです。Img_0775p
 どこにでもあるハルジオンですが、ボードウォークの上から見ると、可憐に見える?Img_0777p
 まわりの田んぼでも、水を張り始める季節ですね。

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2009年4月26日 (日曜日)

三ツ又沼ビオトープ・緑の小道を歩く

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 ガマズミ(スイカズラ科ガマズミ属)の花

 今日はよく晴れたので、三ツ又沼ビオトープ(詳しくはこちら「荒川の自然を守る会」のHPをどうぞ)に散歩に行きました。
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 ビオトープまでの緑の小道を歩きます。小道の脇には小川が流れています。
 クヌギの木々も花の季節が終わり、緑の葉っぱが茂ってきました。

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 足もとを見ても、草花が茂ってきています。Img_0645p
 葉っぱには、テントウムシの幼虫やさなぎがいっぱい。Img_0659p

オヤブジラミ(セリ科)

 ヤブラミより果実が大きいことからオヤブジラミ(雄藪虱)と名前がついたそうです。
 ヤブジラミとは、また痒そうな名前をもらったものですね。実がオナモミのように、服にくっつくことからそう呼ばれるようになったとか。

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 花のアップです。
小さな小さな花です。名前に似ず愛らしいですね。Img_0673p
 葉っぱには、いろいろな虫が集まってきています。

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 オオバコとヘビイチゴ。

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 木陰に咲く白い花。ガマズミです。

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 花を近づいて見てみましょう。

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 緑の小道を抜けました。

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 小さな流れ。セリが生えていますね。

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 沼に出ました。 

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2009年4月23日 (木曜日)

がんばれジシバリ

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 ジシバリ(キク科)

 
マンションの裏手にまたジシバリやハハコグサが咲きだしました。いわゆる雑草というやつなんですが、なかなか目を楽しませてくれます。
 ジシバリはタンポポに似た小さな花ですが、葉は乾燥させて胃腸を整えるための民間薬に利用されるとか。小さいながらなかなか働きもの?
 しかしながらこれからの季節、彼女ら(彼ら?)が隆盛を極めてくると、植栽の手入れの時にすっかり刈り取られてしまうんですよね。去年はばっさりだったなあ。それでもまた逞しく芽吹いて花を咲かせています。

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2009年4月20日 (月曜日)

お花っぽくないお花を楽しもう~さきたま古墳公園

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 イロハモミジ カエデ科カエデ属
 
今ぐらいの季節は、カエデ科やブナ科の花盛り。ちょっとお花っぽくは見えないけれど、ちゃんとお花なんだよね。公園などで、モミジを見たらよく見てみよう。
 イロハモミジのお花は、花びらのないお花。紫色に見えるのはガクなんだって。
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 埼玉県行田市にある、さきたま古墳公園。武蔵埼玉稲荷山古墳出土品を展示する博物館や、古墳群を見るのもいいけれど、自然も楽しめる場所でもあります。

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 博物館に向かうアプローチ。新緑を楽しみながら、上を見てみよう。
 冒頭の写真の、イロハモミジの花が楽しめるるよ。

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 歩きながら下を見て緑毛虫のようなものが落ちていたら、上を見てみよう。
 コナラ(ブナ科コナラ属)のお花が咲いている。
 毛虫みたいのは、雄花です。

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 クロマツ(マツ科マツ属)のお花。
葉っぱの間が白っぽく見えるのは、蜘蛛が張った巣に、花粉がかかってるから。P1140108p
 こちら雄花。ちょっと触ると、細かい花粉がぱあっと舞い上がります。 <P1140071p
 雌花。空に向かって目一杯伸びて、花粉を捕まえようとしています。

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 ゼンマイ(ゼンマイ科)

石走る垂水の上のさわらびの
 もえいづる春になりにけるかも

 
お花じゃないけれど、春を感じますね。

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 ヒョウタンボク(スイカズラ科)
 
 お花らしい花ももちろん楽しめます。
薬用植物園で。

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 移築民家の周りも花盛り。
江戸時代の民家を移築してあり、当時の生活を偲ばせます。

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 古墳群なので、古墳がとにかくあちこちにあります。
 公園になっている古墳もあり、上に登れます。

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 昔ながらのお土産屋の「さかもと」。
埴輪、土偶、勾玉アクセサリー、今は珍しいロウ石などが売っています。
 行田名物「ぜりーふらい」もここでいただけます。

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2009年4月19日 (日曜日)

アケビの蕾・雌花・雄花

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 アケビ アケビ科アケビ属

 
アケビの雌花です。
この間から「この蕾と花は何?」とブログに書いたら(こちらこちらを見てね)、halさんから、
「アケビの花よ。」と教えていただきました。(halさんのブログhal@シンガポール+大阪写真日記はこちら


 さて、昨日、さきたま古墳公園の薬用植物園に行ったら、アケビの花の花盛り。で、じっくり観察してきました。
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 こちらの薬用植物園は、地元のボランティアの方が世話をしているとか。
 植物のプレートには、花の写真や薬用としての効能や使われ方も書いてあってとても親切。

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 アケビの花壇には、蕾、雌花、雄花、がそれぞれあって、観察にはうってつけ。

 こちらは、蕾状態。まるでぼんぼりがぶるさがっているみたいですね。
 外側に向かって広がっている大きな方がが雌花の蕾、真ん中辺に小さく固まっているのが雄花の蕾。

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 雌花が先に開くんですね。
ところで、アケビは花びらの無いお花で、花びらのように見えるのはガクなんだって。
 
 雌しべちゃん、いっぱいに広がって、
「花粉をお待ちしてるわよ。」って、感じですね~。

 ここからどうやって、あのアケビの実の形になるんだろう。P1140058p
 雄花も開いたところ。
三ツ又沼ビオトープで見たアケビはガクが紫だったけれど、こちらのアケビは白いのね。

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 雌花、雄花、両方開いているところです。

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 ところでこれ、さきたま古墳公園で見つけたんだけれど、何なんでしょう?

 実?蕾?

 

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2009年4月13日 (月曜日)

ちょこっと、葛西臨海公園

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これ、コナラかな?ブナ科だと思うけれど詳しくなのので・・・。葛西臨海公園で。
今、ブナ科の木々も花盛りですね。遠くから見ると、新緑に見えるけれど、よく見るとお花なんですね。私は、ブナ科のこの垂れ下がっている花序が好きです。
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 垂れ下がっているのは、雄花。まだ、満開にはなってない感じでけど。
 雌花は葉の付け根に付いていて目だ立たないということなので、なかなか見つけにくいです。
 春の早い時期に咲くブナ科の花は、風媒なんだそう。何で、風媒なのかって言うと、春早い時期は虫がまだたくさん出てこないから、虫に花粉を媒介させるより風に頼ったほうがいいから・・・、と何かで読んだことがあるけれど、本当かな?
 でも、春の風に揺れるブナ科の雄花の花序。風情がある思うのは私だけ?

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 もうひとつ、マツの雌花。赤くて可愛い~。heart04

 昨日は、いいお天気。どこかドライブ行きた~い。どこがいい?
「久しぶりに葛西臨海公園!」と二男が言うので、午後、ちょこっと行ってきました。
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 着いたのは午後3時。いいお天気で人出がいっぱい。水族園に行きたいけれど、私はなるべく人ごみを避けなければならないので、海浜公園をまずはぶらぶら。
 マスクはもちろんします。でも暑い・・・。

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 しばらく来ないうちに、ずいぶん整って立派になったのねえ・・・。と話ながら散歩をします。


 シンガポールに行く前は、子供を連れて年に3,4回は水族園に行っていました。なにしろ、子供たちが水族園が好きで、隣に見えるディズニーランドには、1回しか行ったことがないという・・・。coldsweats01

 あんまり、年に何回も行くので年間パスポートが欲しい・・・と、思っていたものでしたが、今回行ったら、ありました。「年間パスポート」
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 シンガポールに行ってからも、日本に一時帰国するたびに水族園に来てました。

 午後4時、入園締切の時間になって水族園に入りました。
 午後5時閉園なのでせわしいけれど、入場者が少なくなってくるので見やすいし、人込みは避けたいので・・・。P1130932p
 私のお目当ては、むしろこっち。水族園内の鳥類園のお庭。
 淡水魚を見られる場所もあって、散歩にいいです。

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 水の流れも気持ち良く。

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 桜もまだ咲いていました。P1130938p
 マグロのぬいぐるみ。マグログッズが充実してました。

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2009年4月 5日 (日曜日)

春の三ツ又沼ビオトープを歩く

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(なんの蕾かな?わからないけれどきれいだったのでパチリ。三ツ又沼のボードウォークで。)
P1130842p  今日は、良い天気。白血病のことで暗~く沈み込んでいても、ネットや本で調べていてもしょうがない!ということで、いつも二男が荒川の自然を守る会でお世話になっている(昨日も二男は行ったのだけど)「三ツ又沼ビオトープ」の散歩に行ってきました。

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 「三ツ又沼ビオトープは、荒川の河口(東京湾)から上流に48kmのぼったところ、埼玉県上尾市、川越市、川島町の境の河川敷にあります。
 「ビオトープ」は、ドイツ語で、地域の野生の生きものがくらす場所、という意味です。
 三ツ又沼とそのまわりには、昔から植物が豊かに茂り、鳥やトンボなどたくさんの生きものがくらしています。海をこえてやってくる鳥などにとっても大切な自然です。
 三ツ又沼周辺は、かつて荒川と入間川が合流していた流れのなごりがあり、昔からの荒川らしい自然残る大切な場所です。

 この貴重な自然をずっと残していけるようにと、地元の環境団体や地元の住民などが、「
ここを守ってほしい」と荒川を管理する荒川上流工事事務所に相談してきました。
 国はそれを受けて、三ツ又沼周辺の土地を買い取り、全体13ヘクタールの生きものがくらす
場所をつくり、平成13年から「三ツ又沼ビオトープ」と名付けて、この場所を守ることにしました(国土交通省関東地方整備局 荒川上流工事事務所発行のパンフレットより)
P1130849p  三ツ又沼ビオトープの入口の駐車場の掲示板には、季節ごとの見どころが。

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 まずは、ボードウォークへ向かう道を歩きます。

 見上げると、木々の枝先が淡い緑。

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 クヌギ木の花盛り。
今時分、遠くから木々の枝先が淡い緑(萌黄色って言いますよね。)になってるのって、ブナ科の木々の花序の色だったのかな・・・って、初めて思いました。

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 足もとの菜の花、諸葛采。

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 ヒメオドリコソウ。

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 春の景色に見とれているうちに、ボードウォークへ。

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 おや、向こうにひときわ明るい色のかたまりが・・・。

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 ノウルシの群れでした。
昨日は、二男がトウダイグサと間違えたそう。よく似てるよね。ノウルシもトウダイグサ科だし。

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 ボードウォークを歩きながら、沼になっているところを眺めます。

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 まだ、春早い景色ですね。

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 荒川土手にたくさん生えている、カラスノエンドウ。昨日は、天ぷらにしていただいちゃったんですって。

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2009年3月30日 (月曜日)

桜咲く~武蔵丘陵森林公園を歩く

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 二男お気に入りの国営武蔵丘陵森林公園。昨日(3月29日)はちょっと風が強くて寒そうかなあ・・・と、思ったのですが二男に押し切られ、レンタカーを借りて行ってきました。まあ、私も好きですし・・・。
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 こちは、公園中央口をはいったところ。
公園入り口は、中央口、北口、南口、西口とあるけれど、今日の目当てはハーブガーデン。
 歩いていくなら中央口が便利かな。

 





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 園内は日差しが暖かく、散歩するにはよい感じでした。歩いていると桜が咲き始めていました。
 ちょっと早いお花見。

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 園内を歩いていると、足元には春の小さな花々が・・・。

 こちらは、ホトケノザ。

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 たんぽぽ。

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 何の花?

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 こちらも園内のあちこちに咲いていました。図鑑で調べたら、ウグイスカズラとありました。

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 お目当てのハーブガーデンに着きました。こちらは、ボタニカルショップのある建物。
 植物の小物、書籍の他、ハーブグッズ、お菓子などが売っています。
 建物内部には、ボランティアさんの作ったハーブのクラフトが展示してあります。
 ゆったりとしたテーブルと椅子もあり、ちょっとしたおやつとハーブティーをリースやクラフトを眺めながら楽しめます。P1130734p
 ボタニカルショップの隣は、工作ルームになっています。
 用意してある木の実や葉っぱを使って、一人一回一個、クラフトを作れます。

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 工作台、ハサミ、のりなども用意してあります。

 さっそく何か作ってみよう!

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 二男「何それ?りす?」
う~ん、何かの動物・・・。

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 工作ルームの展示作品。お見事。

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 こちら、ハーブガーデン。
まだ、ちょっと寂しいかな。P1130656p
 それでも、小さな花々が咲きだしています。

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 クリスマスローズはちょうど見ごろ。

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 帰るとき、駐車場の脇でつくしを発見。
「わ~、久しぶりに見た!(夫)」
「初めて見た!(二男、私)」
と、3人で大興奮でした。

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2009年3月23日 (月曜日)

早春の里山を歩く

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 3月15日、二男が「また里山に行きたい!」というので、都立野山北・六道山公園にレンタカーを借りて行ってきました。

 ところで、私は去年9月から急性前骨髄性白血病の治療中です。寛解導入療法、1回目地固め療法、2回目地固め療法を無事終え3月7日に退院、3回目の地固め療法まで自宅療養中です。
 3回目地固め療法は、5月の連休明けからの予定。
「2か月開いちゃうけど大丈夫なんですか?」との私の問いに主治医は、
「ま、大丈夫でしょう。それに新しい病棟で入院した方が気持ちいいでしょう?」
実は、私のお世話になっている大学病院は、新病棟が完成したところで4月末に旧病棟から引っ越しするんです。確かに治療中に引っ越しは大変だけど。

新病棟は、最新式の設備で美しく、血液内科はまるまるワンフロア使えて眺めも素晴らしいとかで、見学に行った主治医さんや看護師さんは、嬉しそうに報告してくれました。
い、いや、私は病気がよくなればいいです~。旧病棟も、掃除が行き届いていて清潔で文句なかったです・・・。(^-^;
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 里山民家の畑の菜の花は満開。
退院したてで、血液の状態がまだ十分に回復しておらず、免疫力があまりないので、「人込みは絶対に避けてください!」と主治医。
 ま、ここなら人ごみじゃないし大丈夫よね。

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 里山民家。
背景の山々も、早春の色。













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 古民家の囲炉裏に火が入っていました。写真を撮っていたら、ボランティアさんに、
「漬物どうですか?」と勧めていただきました。畑で採れた野菜をご自宅で漬けたのだそうで、蕪やら青菜やら美味しそうでした。夫と二男は、美味しくいただいたのですが、免疫が落ちている私は遠慮しました。残念。

 白血病の治療で、化学療法をしていると免疫力がどうしても落ちます。退院前の主治医の指導で、しばらくは生もの(刺身、生卵など)、菌のあるもの(納豆、カビ系チーズ)、リンゴなどの剥いて食べる果物(手で触るため。イチゴなどはOK)は、なるべく避けるようにとのことでした。
私「家族と回転寿司に行きたいんですけど・・・。」
主治医「治療のため家族の理解を得てください。家族とともに病気と闘ってください。」

私「生かきはだめですよね・・・。」
主治医「かきは、加熱用と生食用が何故違うのかわかりますか?住んでいる海の大腸菌の量で分けられてるんですよ。つまり、生食用でも大腸菌はいるんですよ。あなたの血液の状態で生かきをたべると絶対お腹をこわします。」

私「卵かけごはんを食べたいんですけど・・・。」
主治医「私は、患者さんに生卵を食べていいと言ったことはないですけど、どうしても食べたいのなら、食べてみてください。それで、なんともなかったら他の患者さんにも食べていいと言うことにします。」

あんまりしつこいので、最後には主治医があきれ、
「もう何でも食べてください。それだけ食べたいものが多いのは、お腹がすいて元気な証拠です。お腹をこわした食べ物はやめといてください。」・・・。
今は、退院後第一回目の外来で血液検査の結果、生モノ解禁になっております・・・。
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 古民家の周辺をちょこっと散策。

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 小川の水もぬるんでさらさら?

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 休ませてある田んぼに、カエルの卵がゆらゆら。

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 何の花かな?

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 木の枝も花盛り。

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2009年1月18日 (日曜日)

三ツ又沼ビオトープ 葦を刈る

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 年始年末は3週間ほど、退院して自宅にいました。その間、二男と夫が参加させてもらっている三ツ又沼ビオトープの活動にちょこっと行かせてもらいました。
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 三ツ又沼ビオトープは、私の地元の荒川河川敷にあります。二男と夫が参加させてもらっているグループは、もう10年ここで、自然保護のための活動をしているそうです。
 
 去年の8月に私と二男とで荒川河川敷の自然観察会に参加したのがきっかけですが、その後私が病気になってしまったので、以来夫と二男が月2回程活動に加えてもらっています。
 こちらのグループの代表の方のブログはこちら『荒川の自然を守る会 会員のつぶやき」です。

 地元の自然を見つめ保護し、次の世代に受け渡すための活動を地道になさっておられます。
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 こちらは、三ツ又沼の成り立ち。拡大して読んでくださいね。

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 さてこの日(1月12日)の活動は、河川敷に広がる葦を刈る作業です。

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 作業場所へGO。
私の葦の原のイメージは、使われなくなった田んぼに自然に生えてきた葦、とか、河川敷にただ打ち捨てられたような葦という感じだったのです。
 「葦を刈る」と聞いて、「何故?」とまず思いました。

 お話を伺ったら、河川敷の葦はもともと地元の農家の方が刈り込み、すだれや生活用品などに利用していたのだそうです。
 葦の原は、このように利用され刈られることで、冬の陽射しがはいり、そこに植物達が芽生え春になると花を咲かせます。春を過ぎて葦が丈高く生い茂るようになると、日陰を好む植物達が生えてくるのだそう。
 また、それは昆虫や小動物の命を支えることにもつながっていて、人と自然がバランスよく共生する生態系を作りあげていたそうです。
 里山や雑木林と同じですね。
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 今では葦を刈って生活に利用することもあまりないので、手入れをする人がいない・・・。すると、河川敷は荒れ、今まで生活していた植物達、昆虫達、小動物達の住処までなくなってしまう・・・。

 ここで、活躍しているのはやはりシニアに皆さんたちです。

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 手伝っているのだか、邪魔しているのだかわからない二男。鎌の使い方なども教えてもらっています。

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 「カマキリの卵があったよー。」と、会員の方に持ってきてもらったり。

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 「カヤネズミの巣があったよー。見においで。」の声で飛んで見に行ったり。

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 私は作業には加われないので、近くの風の来ない木立で日向ぼっこ。

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 小さな花が咲いていたり・・・。

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 テントウムシも日向ぼっこ。

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 そうこうするうちに、すっきりと刈られた葦。皆さんすごいパワー・、さすが。

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 帰りは、水辺のカモ達にもご挨拶しました。

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2009年1月17日 (土曜日)

お陰様で新しい年

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 松もすっかり取れていますが、お陰様で新しい年を迎えることができました。年末年始は、さすがに忙しかったのですが、小正月も過ぎるとやっと落ち着きますね。
 私の闘病はまだまだ続くのですが、とりあえず良かった良かった、ってところかな。

我が家のベランダから見た富士山をパチリ。

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 年末に買った福寿草の鉢植えも蕾がほころび始めました。

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 お正月飾り用の猫柳も花が咲き始めました。













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  七草粥の鉢植えを買ったのですが、二男がこのまま育てると主張・・・。(七草粥用には、スーパーで売っていた七草粥セットを別に買いました。とほほ・・・。)
 ハコベにも花が咲き始めました。

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2008年5月28日 (水曜日)

足元の小さな花-シロツメクサ

シロツメクサ-Trifolium repens(マメ科)
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ぽかぽかした陽気のもと、野原に出ると足元にはシロツメクサの花がいっぱい。思わず摘んで、子供の頃のように花冠を作りたくなってしまします。
 子供の頃は、シロツメクサも「白いお花」というイメージしかなかったのですが、よく見ると小さな花が沢山集まって、小さなボールのような形を作っているんですね。
 シロツメクサは可憐な花だと思っていたのですが、集まっている小さな花の一つ一つをよく見ると、むしろ優美な感じがしませんか?

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 シロツメクサの花の周りには、ミツバチが何匹も忙しそうに飛び交っています。P1120624tt
 ミツバチが口の先を、花に差し込んでいますね。この小さな花の中ってどんな風になっているんでしょう。P1120665t

 花をひとつ、指で広げてみたところです。小さな花の中にも、一人前(?)にちゃんと雄しべと雌しべが揃っているんですね。

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 花が枯れてくると、こんな感じになりますね。
 シロツメクサは、クローバとも言いますね。江戸時代にオランダ船で運ばれて来たガラス製品に乾燥させたクローバを詰めていたことから、シロツメクサと日本では呼ばれているそうですが、こんな状態のものが詰められていたんでしょうか。
 ともかく、そんな風にして種が運ばれて、日本にも広がっていったということです。でも、シロツメクサの実っていったいどんなの?P1120643t
 枯れた花をほぐしてみます。シロツメクサはマメ科。中から、本当に小さなマメの莢が顔を出しました。

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 ホンの4,5ミリの小さな莢。中には種子、お豆ちゃんがちゃんと入っています。
 マメ科って、身近なところでは、サヤエンドウとか枝豆とかお野菜もいろいろありますね。
 花壇に植えるものならスイートピーや、藤や合歓もマメ科ですね。熱帯地方では、マメ科の大きな花やびっくりするくらい長い莢や種子も見ました。マメ科っていろいろあるのね。
 でも、大きくても小さくても、花はちゃんとマメの花の形をしていて、実はマメの莢の形をしていることが、私には驚きなんですけど・・・。
 

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2008年5月27日 (火曜日)

足元の小さな花-ドクダミ

ドクダミ-Houttuynia cordata(ドクダミ科)
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 ドクダミの花があちこちで見られる季節になりました。私の子供の頃から、ごく身近に見られる可愛い白い花。こんなに可愛い花なのに何故「ドクダミ」なんて名前がついたのかな~、なんてよく思ったものでした。
 花が可愛いので、摘んで家の中に飾ろうとすると独特の強い臭気が漂います。けれど、ドクダミには消臭作用もあるとか。お部屋にちょこっと飾っておくのもいいかも。冷蔵庫に入れておいても消臭効果があるそうです。

 二男は、ドクダミを摘んできて乾燥させ、「ドクダミ茶」を作るのだと張り切っています。乾燥させたドクダミは、お風呂に入れてもいいそうで・・・、いろいろ使えそうなので、夏になる前に一束作っておこうかな。
 ドクダミは、漢方では「十薬」と呼ばれていて、10種類の薬効があると言われるくらいいろいろな効果があるそうです。今では、ドクダミ茶の他、化粧水や、お酒なども市販化されていますね。すごいパワー。
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 ところで、子供の頃は「可愛い白い花」と思っていたドクダミ。本当は、白い部分は花びらではなくて、花序の総苞片なんだって。
 花序、つまり花が集まったところは、遠目には黄色く見えるところなんだそう。
 花序って言うから、さらに小さな花が集まっているわけですね。P1120550t
 その小さな花ってどういう花?
 上の写真をもう少し拡大しました。全然花のようではないわ~・・・。ドクダミの花は、花びらのない花(無花被花)なんですって。雄しべと、雌しべだけで出来ている花ってことなのね。
 それで、どこがどういう風に花なんだと言うと、ドクダミの花は、雄しべ3つと雌しべ1つでワンセットなんだそう。雄しべの黄色い葯は分かりやすいですね。雌しべは、白い柱頭が3つにパッと分かれています。(花序の上の方の雌しべは、柱頭がまだパッと分かれていなくて、くっついていますね。)

 このワンセット、じ~っと目を凝らしていると見えてきませんか?
 この小さな花がやがて小さな果実を作り、その中に小さな種子がある・・・。なんだか不思議に思いませんか?

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2008年5月22日 (木曜日)

足元の小さな花

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 ジシバリ(キク科)-Ixeris stoloniferra だと思うけど・・・。オオジシバリ(Ixeris debilis)の方かな?ちょっと、わからない・・。

 私が住んでいるマンションのちょっとした空き地には、草花がたくましく芽をだして葉を広げ、花を咲かせています。抜いても抜いても生えてくる草花たち。マンションの敷地を管理する方は、厄介かもしれないけれど、花を咲かしている様子はなにやら心和むものですね。

 冒頭の写真は、今日は良く晴れたお天気だったので、冠毛のついた種子が飛び立っていったよう。残った種子を真上から見ると、面白い形でしょう。よく見たら、傍の枝にイモムシがいました。イモムシのちょこんとした可愛いお目めが分かりますか?今日のお気に入りの一枚です。
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 お花をアップで見たところです。

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 足元の小さなお花畑。
これはトキワハゼ(ゴマノハグサ科)-Mazus pumilusかな?

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 お花のアップ。

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 こちらは

ツメクサ(ナデシコ科)-Sagina japonicaの花壇。

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 がく5、花弁5、雄しべ5~10、雌しべは1で、柱頭は5つだそうです。なるほど・・・。

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アカカタバミ(カタバミ科)-Oxalis corniculataだと思うなこれ。
 

 地面を這いつくばって、可愛いお花の写真を撮るのに興じてしまいました。

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2008年5月17日 (土曜日)

クスノキ

クスノキ-Cinnamomum camphora
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 今日は、長男の学校の委員会(私は広報委員です)がありました。校門の前まで来るとクスノキの花が咲いていました。
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 クスノキと言えば、天然樟脳の材料ですよね。
 近所の神社にもクスノキが植えてあったはず。
 でも、学校の校門のところに良く植えてあるのは何故なんだろう?と思って調べたら、クスノキの葉は堅く波打っているので、葉と葉が擦れ合う音が雑音を打ち消し、消音効果あるそうなのです。
 学校や病院によく植えてあるのはそのためだそうです。

 たしか、クスノキがシンボル・ツリーになっている学校もあるよね。
 ちなみに、私の出身高校はスズカケノキがシンボル・ツリーでしたが、今思い返してみるとやはり、校門のところにクスノキの大木が生えていました。
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 高校生の頃など、特に新入生の時は、今時分クスノキの花が咲いていても、まだ学校に十分馴れていなくて気に留めなかったか、気が付かなかったなあ・・・。
 毎年毎年、そんな高校生達が足早に通り過ぎるのをあのクスノキは見守っていたのね。

 クスノキの花には、雄ずいが12本もあるんですって。でもそのうち3本は不完全な雄しべだとか。どうして、3本だけ不完全なんだろうね。

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2008年5月12日 (月曜日)

ブローニュの木々の花々-アメリカキササゲ

アメリカキササゲ-Catalpa bignonioides
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 パリやブローニュでもあと半月かひと月もすると、こんな白い花が集まった花穂を付けた木を目にすることでしょう。こちらは、ノウゼンカズラ科キササゲ属のアメリカキササゲの花です。
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 この木は、花が咲いていない時期でも、冬の葉が落ちてしまっている時期でも、簡単に見分けがつきます。
 樹木図鑑によると、大きく広がった木の枝に、こんな15~30センチの莢がぶら下がっているのを見たら、キササゲと思ってもいいそうです。P1050894p
 アメリカキササゲの原産は、南アメリカ。ジョージア州、フロリダ州を流れるミシシッピー河の岸辺や堤に生えていたものだそうです。
 紫の点々と黄色い線のある白い花が集まって咲く様子は、華やかで南国を想わせるということで、公園などに好まれて植えれているのだとか。P1050957p
 アメリカキササゲの葉は大きく、枝もこんな風に大きく広がっています。
 緑の木陰は気持ち良いもので、ポルト・ド・サンクルーの公園では、木の下にベンチが置いてあります。
 木陰でゆっくり休んだり、本を読んだりするのも楽しいものです。P1070192
 横に大きく広げている枝は、鳥が止まりやすいらしく、鳩達の羽休み処となっていました。P1070193
 鳩もこんな風にゆっくりとくつろいでいます。P1070190p
 遠くから木全体を見ると、こんな感じです。結構大きいでしょう?P1050786p
 こちらは、シテ島の花市場に街路樹として植えてあったアメリカキササゲです。
写真は、去年の6月に撮ったものです。P1050788p
 花穂を近くでみると、去年実った莢が沢山ぶら下がっていますね。
 この莢は、秋に熟するのだそうですが、私が見ていたポルト・ド・サンクルーの公園のアメリカキササゲは、冬の間の莢はぴっちりと閉じていて、細長い刀のようでした。
 去年の一月に初めてこの木を見た時は、枯れ枝に沢山の莢をぶら下げたこの木は何なのだろうと思っていました。
 それが、3月終わりごろから、4月にかけての早春のころ、莢が割れ、ティシュペーパーの様な薄い羽の付いた種子が現れてひらひらと風に舞い始めました。

 それを見て、「ノウゼンカズラ科かなのかな~?」と思ったものです。
 シンガポールにいたころ、ノウゼンカズラ科のタベブイヤ(Tabebuia rosea)という木をよく目にしたのですが、このタベブイヤもやはり、莢が割れて羽が付いた種子がひらひらと風に舞うのです。熱帯地方からヨーロッパに来た私は、アメリカキササゲの風に舞う種子を見て懐かしさを感じたのでした。
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 7月になると、花はすっかり散り、古い莢も枝から離れて、こんな小さな緑の莢が下がっているのを目にするでしょう。

 私はまだ日本では見たことがないのですが、日本にも、アメリカキササゲのお仲間のキササゲ(Catalpa ovata)が見られるようです。
 こちらのキササゲは中国原産だそうですが、日本の気候に良く合い、河川敷などに野生化して生えているそうです。
 日本でもアメリカでも、河の傍の湿った土地に生えるというところが面白いですね。

 また、キササゲの方の莢は、漢方の生薬として利用されているようでが、アメリカキササゲは薬として使われてはいないようです。

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2008年5月 9日 (金曜日)

ブローニュの木々の花々-木の中の顔

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 ブローニュに生えている木の写真をあれこれ見ているうちに、こういう写真を撮ってあったのを思い出しました。場所は、ポルト・ド・サンクルーの公園です。
 この写真、木の幹の向こうから、リスが顔を出しているように見えませんか?この木は、タイサンボク。恐らく、余計なところから出ていた枝を切った後なんでしょう。息子のスクールバスの迎えに行った帰り道、楽しんで見ていました。
P1010013 また、公園内には白樺の木が沢山植えてあります。一本一本違った木肌の模様を見て
歩くのも、なかなか楽しいものです。

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 ちょっと、真面目な顔?

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 横目でそんなに見つめないで・・・。

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 空を見上げるナントカ星人?













 まあ、それだけのことなんですけど・・・。

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2008年5月 8日 (木曜日)

里山民家の里山ガーデナー講座に参加して・・・

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 ゴールデン・ウィークの最終日、都立野山北・六道山公園の里山民家の『里山ガーデナー講座』に参加した我が家三人、夫、二男、私(長男はこの日は不参加)。夫は、久しぶりの日本の風景に癒され、二男は日本の昆虫にわくわく。
 ルリタテハ、オサムシ、ヨツボシケシキスイなど、今まで実物を見れなかった昆虫との出会いに喜んでいました。
 私はもちろん、いろいろな植物を見られて満足。
(都立野山北・六道山公園について、くわしくはこちらを見てくださいね。)
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 『里山ガーデナー講座』では、午前中は室内で講師の泉健司先生から、里山の保全と自然環境の回復、里山の資源の新しい活用を目的とした『ガーデナー活動』や『里山ガーデナー』さん達の取り組みについて学びます。
 
 里山について、雑木林について映像を見ながらの講習。よく手入れされた雑木林の写真を見て、「こういう風景、私のごく小さい頃は、身近にあったわねえ・・・。」
 里山がだんだん日本人に活用されなくなり、荒れていく様子、手入れがされなくなると外来種が増えて在来種がなくなっていってしまう様子などを映像で見て行きます。

 上の写真は、午後の散策で、里山ガーデナーさん達の実習地「野の花小径」を歩きながら田んぼの方を見た写真です。手前の低木はコウゾ(Broussonetia kazinoki)だそうです。
 この小径の反対側は林になっていて、そこで花を咲かせている沢山の植物や昆虫などを教えていただきました。今は、可愛い花を眺めながら楽しめる美しい小径なのですが、手入れをする前は、荒れて笹や外来種が生い茂る場所だったとか。
 それを、里山ガーデナーさん達ボランティアの方々が、笹刈や草刈り、種から育てた植物を植えつけるなど、この土地に本来あった植物を保護し育てることによってこのような気持ちの良い景観を作ってきたのだそうです。
 午後の散策では、里山民家の周りから、この「野の花小径」、田んぼ、湿地や林をぐるっと歩きます。
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 沢山の植物や昆虫を教えていただいたのですが、全部はとても憶え切れなかったので、その一部をご紹介しますね。

 なお、記憶違いで「これ、名前が違う!」というものもあるかも知れません。申し訳ないのですが、その場合はお知らせくださいね。学名も、私が植物図鑑やネットで調べたものですので、必ずしも正確ではありません。申し訳ありませんが、間違っていたらお知らせくださいね。

 こちらは、ホウチャクソウ(Disporum sessile)。寺院の屋根の四隅に下がっている宝鐸に似ていることから名付けられたとか。可愛い花ですが、「これだよ」と教えてもらわなければ、見落としてしまいそうな花。
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 カキドオシ(Glechoma hederacea)。写真では見辛いのですが、左の方の丸くてふちがぎざぎざしている葉っぱがカキドオシの葉っぱです。
 花が終わると茎がどんどん伸び、垣根を突き通す程の成長を見せることから付いた名前なんだそう。P1120371p
 これは、花ではありません。何かの幼虫です。毛虫などが苦手な方は「キャッ」と言いそうですが、でも色鮮やかで花にも劣らない綺麗さ(?)でしょう?P1120379p
 こちらは、可憐なキイチゴ。クサイチゴだったか、キイチゴだったか、聞き落としました。P1120368p
 タケニグサ(Macleaya cordata)です。一緒に竹を煮て細工しやすいようにしたことから来た名前だとか、竹にどこかが似ているからだとか、名前の由来はいろいろあるようですが、これを見たとき私は懐かしくて思わず声を上げてしまいました。
 私が通った小学校は、私が一年生の時は田んぼの中にありました。それが、減反で稲が作られなくなり、葦の原に変わっていくところを眺めながら育ったのですが、このタケニグサは通学路の脇によく生えていました。
 子供の頃は、名前なんか分からなかったので「血の出る草」と呼んでいました。
 タケニグサの茎をポキッと折ると、ヨードチンキに似た色の汁がでるんですね。この汁で、字を書いたり、肌に汁をつけて遊んだりしました。でも、この汁は気を付けないとかぶれることもあるそうです。
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 ムラサキケマン(Corydalis incisa)です。可憐な花を咲かせるようですが、これは花が終わって実になってしまったところです。P1120378tp
 近くでよく見るとこんな感じ。この実をちょっとでも触ると、パッと弾けます。P1120377p
 実がパッと弾けると、莢はくるっと丸まり、種子が飛び散ります。飛び散った種子は、人や動物に付いていって散布されるそうです。
 ちょっとでも触ると、ピンピンと弾けるのが面白くて、ついつい遊び興じてしまいました。








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 こちらは、オドリコソウ(Lamium album)。花の形が、踊る人に似てるかな?

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 ミズキ(Cornus controvera)
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ガマズミ(Viburnum dilatum)P1120407p
これは、根気よく虫を待ち伏せしていたのか、それともただ休んでいただけなのか分からないけれど、じっとしていたカエルさん。

 さて、他にもいろいろな可憐な植物や花達、種から育てて、植え付けを待っている植物達などを見せていただいのですが、全部はとても憶え切れませんでした。

 こんなに沢山の植物や昆虫や生き物が見れるなんてびっくり。
 でも、里山は根気よく人々が手を入れていくことが必要なんですね。そうやって、お互いが支えあって生きてきた自然だから。

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2008年5月 7日 (水曜日)

再生されたこころのふるさとの風景-里山民家-を訊ねて

都立野山北・六道山公園-里山民家
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 ゴールデン・ウィークの最終日、二男を連れて都立野山北・六道山公園の里山民家で開かれた、里山ガーデナー講座に行ってきました。里山民家と里山ガーデナー講座について詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。
 お天気は上天気。里山民家についてまず目に飛び込んでくるのはこんな風景。こんな風景を心のふるさとの風景のように思う人は多いのじゃないでしょうか。少なくとも、私はそう。
P1120382pどんどん開発が進む地方の社宅の子として育った私は、こんな豊かそうな農家の庭先やその回りの風景は、幼い頃ちょっと入って遊んでみたかった場所。

 私の幼い頃は、市街地からほんちょっと歩けば、こんな風景にで出会えた故郷も、今はスーパーやマンションが建ち並んでいる。開発が進み、それはそれでとても便利なのだけれど、どこかこういう風景に憧れを抱いてしまします。P1120324p
 囲炉裏が切られた民家の内部。囲炉裏の火は、人の心を和ませます。
 昔からここにあったような民家ですが、後から新しく建てられたものだそうです。P1120335p
 民家の裏の野原から田んぼを見た風景。畦道を散歩する人の姿が見えます。P1120336p
 野の花がいっぱい。思わずごろんと寝転がってしまいたくなりますね。P1120337p
 でも、ここはかつて不法投棄されたゴミに埋もれていて、都がゴミを運び出した後、人々の手入れによってこんな花の咲く野原になったのだそうです。

 里山ガーデナーさんたちの仕事は、周りの田んぼや林でもずっと続いていて、
美しくて楽しい里山つくりを続けているそうです。P1120339p_2 P1120340p_2P1120341p_2 P1120425p
P1120354p_2 用水路では、ザリガニ採りをする子供達がいました。
 この後、周りを散策したのですが、それはまた別に機会に。

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2008年5月 5日 (月曜日)

ブローニュの木々の花々-ピラカンサ

ピラカンサ-Pyracantha
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5月になって、春もたけなわになってくると、公園などでこんな白い花が目にはいるようになります。
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 こちらは、ポルト・ド・サンクルーの公園。
左の茂みの白い花が、ピラカンサだと思うのですが、Pyracantha(バラ科トキワサンザシ属)は、ヒマラヤトキワサンザシ(Pyracantha crenulata)、トキワサンザシ(Pyracantha coccinea)、タチバナモドキ(Pyracantha angustipolia)と似たような紛らわしいものがあって、私にはちょっと見分けがつかないです。
 ですので、ここではただ単にピラカンサと呼ばせてもらっています。P1050678p_2
 ピラカンサの花には、昆虫が沢山やってきます。
 スクールバスの帰り、二男と粘ってどんな昆虫が来るのか見ていました。(そばを通る人に、不思議そうに見られてしまった。いつものことだけれど・・・。)

 冒頭の写真の昆虫は、二男に言わすとアブだそうです。

 上の写真は、ミツバチ。P1050684p
 こちらが、ハナバチ。
ハナバチは、動きが早くてとっても写真に撮り辛かったです。

 この他に、ハエも来ていました。P1090553p
 秋も近くなると、ピラカンサの実が色づきます。

 こちらは、ブローニュの森のアンフェリユール湖(Lac Inferieur)の畔です。向こう側にピラカンサの赤い実が鮮やかに見えています。P1090563p
 ピラカンサには黄色い実もあります。秋に近くなると、花もだんだん少なくなってきますが、ピラカンサの赤や黄色の実は、色鮮やかに森や街を彩ります。

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2008年5月 4日 (日曜日)

武蔵丘陵森林公園

ヤマツツジ-Rhododendron kaempferi
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日本はゴールデン・ウィーク真っ只中です。「思いっきり自転車をかっ飛ばしたい。」という二人の息子の要望に答えて、今日は埼玉県の国営武蔵丘陵森林公園のサイクリングコースに行ってきました。
 武蔵丘陵森林公園は、サイクリングコースの他、森林、ハーブ園、アスレチック、遊歩道、美しい花壇、などなど、小さな子供から、年配の方まで幅広く楽しめる公園ですが、今日は連休中で入園料が無料ということもあって、凄い人出でした。
 駐車場に入るのも、1時間待ち、レンタサイクルを借りるもの1時間半待ち・・・。
今日は、私のお気に入りのハーブガーデンにも立ち寄れなかったのが残念でした。
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 冒頭の写真は、サイクリングコースで見かけたヤマツツジ。今が盛りだそうです。

 左の写真のような風景を見るとほっとするのは、やはり私が日本人だからでしょうか。

ハナダイコン(諸葛采)-Oryohophragmus violaceus
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こちらは、ハナダイコン(花大根)です。でも、私は諸葛采と呼ぶ方が好きです。
 なにしろ諸葛采という名は、三国誌で有名な諸葛孔明にちなんで付けられた名。諸葛孔明と言えば、中国三国時代の蜀漢の丞相で天才的軍師ですが、その彼が兵糧として栽培を奨励したのがこの諸葛采だそうです。
 諸葛采のどの部分を食べたのか分からないのですが、春を彩る花でもあります。
 アブラナ科ということですが、実になりかけのところを見ると、なるほどな、と思います。
P1120306p
 私としては、もっとゆっくり公園内を散策したかったのですが、ゴールデンウィーク中で人出が多かったのと、自転車で爆走する息子達を追いかけていたので、今日は散策をあきらめました。

 それでも、久しぶりの日本の春の風景を楽しみました。

 長男が帰り道、「やっと日本に帰って、ゆったりした気分になった。」と言ったのが心に残りました。

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2008年5月 3日 (土曜日)

ブローニュの木々の花々-ライラック(リラ)とサンザシ

ライラック(リラ)-Syringa vulgalis
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もう過ぎてしまいましたが5月1日(メイ・デイ)は、パリやブローニュ市の街角でスズランの小さな花束を売る人々の姿が見られたことでしょう。
 フランス語の0先生のお話によると、5月1日は、誰でも森に咲いているスズランを摘んできて街角でスズランの花束を売っていいそうです。花束は、1ユーロか2ユーロだったと思います。子供には良いアルバイトになるんだそうな。
 私の住んでいる関東地方では、スズランは園芸店で苗を買って庭に植える植物。森に自然に生えるなんて夢のような光景なんですけれど・・・。
 冒頭の写真は、ライラック(Lilac-フランス語読みではリラ)です。
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 4月の早春、ブローニュの森を歩いていると、ライラックの茂みに出会います。また、ライラックは家の庭先に咲く花でもあります。
 この時期マルシェに出掛けると、ライラックの花束を2ユーロぐらいで売っている人の姿を見かけます。
 「リラ、一束2ユーロ、安いよ、買って!」と声を掛けられます。
 花屋でもなさそうな人が花束を売っているので、不思議に思ってフランス語のO先生に訊ねました。
 「あれは、主にジプシーなのよ。」
 「じゃあ、花は森から取ってくるんですか?」
 「まあ、そういうこともあるでしょうね。」
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 ともあれ、森は花々でも木の実でも、人々に沢山の恵みを与えてくれるのですね。










サンザシ-Crataegus cuneata

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 ライラックの花が咲く同じ頃、ブローニュの森を歩いていて出会うのがこのサンザシの花です。サンザシとよく似ているのがピラカンサ(タチバナモドキ-Pyracantha angustifolia)ですが、サンザシはピラカンサより早く、早春の森を飾ります。
 ちなみに、サンザシもピラカンサも同じバラ科ですが、サンザシはサンザシ属、ピラカンサはトキワサンザシ属という分類になっているようです。
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 昔、少女時代に「赤毛のアン」シリーズを愛読したのですが、その中に、アンの長男ジェムが早春になると必ず森に入り、その年一番に咲くサンザシを母親のアンに捧げるというエピソードがありました。
 関東地方に住む私は、森に咲くサンザシと言われてもイメージがまったく沸かなかったのですが、こんな花だったんですね。P1050022p
 花を近くで見るとこんな感じです。

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  8月も末になると、赤い実が実ります。
この実は、サンザシ酒にしたり、お菓子の材料になったりするそうです。

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2008年5月 2日 (金曜日)

ブローニュの木々の花々-ミズキ

ミズキーCornus controversa
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  昨日の桐の木の後ろに咲いていたミズキです。冒頭の写真は、枝の下から撮ったものなので、植物図鑑などに載っている花の写真と少々趣が違うことでしょう。
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 普通に写真を撮るなら、こんな感じでしょう。
茂った葉の上に、こんもりと花が咲いています。

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 ぐっと近付いて見てみましょう。
このミズキは、葉に特徴があるんですね。
 花の咲き方も、森や山で見られるミズキと比べて華やかのような気がします。
 
 ミズキ(水木)の名の由来は、春先に枝を切ると水が滴り落ちることからつけられたそうです。
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 花をもっと近くで撮った写真です。

 春、日本で山や森に行くとミズキを目にする機会は多いのではないかと思います。
 私は、オートュイユの温室公園でしみじみとミズキを見るまで意識していなかったのですが、今から考えると、山や森に行った時上の方から見て、緑の茂った葉の上に乗っかるような形で咲いていた白い花は、ミズキだったのだと思いました。P1060210
 このミズキの桐の木も、オートュイユ温室公園の庭園に植えられています。
 写真に奥に見えるのが、オートュイユ温室公園の一番大きい温室で、右の方に桐の木とミズキが植えられています。P1050142p
 このミズキに付けられたプレートです。
樹齢46年と書いてありますね。プレートには、ヘッドフォンのマークも付いているので、多分何か謂れがあったのでしょうが、今は確認する術がないのが残念です。

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2008年5月 1日 (木曜日)

ブローニュの木々の花々-桐の花

キリ(桐)-Paulownia tomentosa
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 日本の関東地方でも桐の花の咲く季節となりました。パリやブローニュでも桐の花が美しく咲いていることでしょう。冒頭の写真は、去年の4月、オートュイユ温室公園の庭園で撮ったものです。手前の紫の花が咲いている木が桐、向こう側の白い花の木はミズキ(Cornus controversa)です。
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桐の花を近付いて見ると、ラッパのような形をしていますね。
 キリの分類は、ゴマノハグサ科あるいはノウゼンカズラ科、または独立したキリ科と呼ばれることもあるそうです。
 そう言われると、ノウゼンカズラ科の花に似ているような気もしますね。P1050149p
 こちらは、枝を下の方から撮った写真です。
 茶色く見えているのは、去年の実です。実は既に裂けて、中の種子は風に乗って飛んで行ってしまっています。

 この茶色い実の中には、数ミリほどのティッシュペーパーの様な羽のついた小さな種子が詰まっていました。
 去年の1月、桐の木の枝にこの実が沢山付いているのを見て、落ちているものを拾って振ってみたことがあります。
 すると、小さな薄い羽根の付いた種子がパラパラとこぼれたのでした。こんなところも、ノウゼンカズラ科となんとなく似ているのでしょうか・・・?。

 桐は関東地方では、大きなお宅の庭や農家の庭先でよく見かけます。聞いたところによると、昔は女の子が生まれると、庭に桐の木を植えたということです。桐は箪笥の材料として最高ですよね。その上桐は成長が早いので、女の子が成人して結婚するころは木が十分大きくなり、嫁入り支度の箪笥をその桐の木で作ったとか。
 
 以前、シンガポールに住んでいたころ、1日旅行でマレーシアのマラッカに行ったことがあります。その時のガイドさんは私が植物好きと知ると、道々車から見える植物を指して教えてくれました。
 そのガイドさんが農家の庭先に植えてある木を指して、「あれは、成長が早くて良い家具の材料になるので、農家は庭先によく植えているんだよ。」と説明してくれた木がありました。同じ種類かどうかはっきりと分かりませんでしたが、日本の桐の木と大変よく似ていました。
 日本で見られる木と同じような木が、シンガポールやマレーシア、フランスでも生えているのを見ると、懐かしさとともに植物の逞しさのようなものも感じたものでした。

 ところで、日本の桐箪笥屋さんのお話だと、日本では今は中国産の桐の木を使った箪笥も沢山作られているそうですが、桐箪笥はやはり日本で育った桐を使ったものが、木の密度が高くて一番良いそうです。
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 こちらは、ジベルニーのクロード・モネの庭で撮った写真です。
 桐の木の下にベンチが置いてあります。
 ブローニュ市を歩いている時、庭の桐の木の下にテーブルを出しているレストランがありました。
 花の季節は、紫の花の下で食事やおしゃべり、読書を楽しむのも素敵ですね。

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 6月になると、こんな風に実が育ってきているのが見られます。P1100490p
 10月。桐の木はすっかり葉を落としていますが、枝はなかなか賑やかな様子ですね。P1100491p
 でも、よく見ると違った感じのものが3種類枝に付いていますね。

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 こちらは、実が完全に熟して裂けてしまい、中の種子が飛んで行ってしまっていますね。
 去年熟したものがしつこく枝に残っていたのか、今年早く熟した実なのかはちょっとわかりません。

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 これは、今年花が咲いた実でしょうね。

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 そしてこちらは、蕾だそうです。
来年咲く蕾がもうこんなに育っているんですね。
 蕾は、この姿で冬を耐え、半年ほど経ってからやっと花を咲かせるんですね。 

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2008年4月30日 (水曜日)

ブローニュの木々の花々-プラタナス

プラタナス/モミジバスズカケノキ-Platanus hispanicaかな?
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パリで街路樹としてよく見かけるプラタナス。緑の葉っぱの季節も、紅葉の季節も、落ち葉が舞い落ちる季節もどの季節をとってもそれぞれ風情があっていいものですね。
 プラタナスは、鈴のような実がぶら下がっているところも可愛い。でも、お花が咲くのはいつ?
 実は、プラタナスは、花びらのないお花なんですって。丸い小さなボールみたいなところに花びらのないお花が集まっているそうでなんですが、こういうお花を集合花、それにこんな形の花序を頭状花序と呼ぶのだそうです。
 熱帯のシンガポールにも、集合花で花びらのない花がいくつかあります。花びらがないと、いつ花が咲いているのか、どの状態が実になった状態なのかよくわかりませんよね。
 『自然友の会』の先輩に、「お花の状態ってどう見分けるんですか?」と聞いたら、「受粉前がお花の状態で、受粉後が実の状態よ。」と教えてくれました。
 ふ~ん、そうなのか・・・、と思いながら若葉の頃からプラタナスをじっくり観察。冒頭の写真は、去年の4月、ポルト・ド・サンクルーの教会の回りのプラタナスの写真です。
 さて、これは花の状態なんでしょうか・・・?図鑑を見ると、雄花と雌花があるそうですが、ちょっと見分けがつかないですね。
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 まだ、4月はこんな風に葉っぱが小さいので、枝に隙間が見えますね。

 さて、便宜上私はプラタナスと言っていますが、本当はプラタナスと言えば和名スズカケノキ(Platanus orientalis)のことだそうです。こちらはヨーロッパ南東部から西アジア原産で、日本ではあまり栽培されてないそうです。
 日本でも街路樹によく使われるのは、アメリカスズカケノキ(Platanus occidentalis)だそうで、このアメリカスズカケノキとプラタナスを掛け合わせたのが、モミジバスズカケノキです。モミジバスズカケノキは、日本でも街路樹として見られるそうです。

 じゃあ、パリのプラタナスと呼ばれる街路樹はどれなんだろうか・・・。パリの街路樹は、スズカケノキかもしれませんが、じっくり見たことがないのでよくわかりません。
 写真の木は、図鑑などを見て特徴を照らし合わせてみて、恐らくモミジバスズカケノキじゃないかな~、と思ったという程度です。どなたか、本当のところを教えていただきたいです・・・。この記事では、よくわからないのと、スズカケノキ科スズカケノキ属を総称してプラタナスと呼ぶことがあるそうですので、ただ単に「プラタナス」と呼ばせてもらっています。
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 こちらは、冒頭の写真より少し前に撮ったものです。茶色く見えるのは、去年の実の名残です。
 この頃のプラタナスは、早春の淡い緑の葉に、茶色の実のコントラストが映えてきれいです。

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 6月の頃の、プラタナス。葉がびっしりと茂っていますね。

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 10月。葉が紅葉します。
しばらくすると、落ち葉が道路にどんどん落ちてたまります。落ち葉をがさご踏んで歩くのも楽しいです。P1000366p
 こちらは、1月。葉がすっかり落ちています。

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 葉が落ちてしまっても、枝には可愛い鈴のような実が残っています。

 1年中、目を楽しませてくれる街路樹なんですね。

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2008年4月28日 (月曜日)

ブローニュの木々の花々-タイサンボク

タイサンボクーMagnolia grandifora
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 タイサンボクの記事は2回目です。1回目は去年の6月15日の日付になっています。去年の記事はこちらをどうぞ。
 タイサンボクが咲くのはもう少し時期が後だと思いますが、フランス滞在中しつこくこの木を撮り続けたお陰で、赤い種子が見れるところまで写真に収められました。どうぞ四季の変化を楽しんでくださいね。
 タイサンボクの花や実の写真を撮ったのは、ポルト・ド・サンクルー近くの公園、オートュイユ温室公園の庭園、ブローニュ・ビランクール市庁舎、ストラスブールです。
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 この間、TOMさんちに行った時、同じモクレン科のホウノキが載っている本を見せてもらいました。
 その時ホウノキは、雌性先熟なんだってね、というお話を聞きました。
 雌性先熟(雌しべ先熟)、雄性先熟(雄しべ先熟)というのは、植物が自家受粉を避けるために、雄しべか雌しべかどちらか一方を先に成熟させることですが、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。とっても分かりやすく説明してあります。

 タイサンボクが雌性先熟かどうか、いろいろ探したのですが、はっきり書いてある本がなくてよく分からないのですが、ホウノキのようなモクレン科の花は雌性先熟なんだそうです。
 ホウノキやタイサンボクのようなモクレン科の花は、植物の進化上、最初に昆虫が花粉を運ぶようになった古いタイプの花なんだそうです。彼らは蜜腺を持たないので、蜜を出して、昆虫を呼んでいるのではなく、花粉を食べさせているんですって。
 花粉を食べさせて昆虫を呼んでいる花は、花粉がなくなってしまうともう虫が来なくなってしまって、雌しべが受粉できなくなってしまうので、雌しべを先に成熟させておくんだとか。
 上の写真で見ると、花の中心に先がくるくるカールしているのが沢山付いているでしょう。これが、雌しべ。その下にぎっしり行儀よく並んでいるのが、雄しべ。花びらの上に、昆虫が花粉を食べて切ってしまった雄しべが乗っかっていますね。
 雌しべ、成熟しているのかな?
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 ここからは、ポルト・ド・サンクルーの近くの公園で撮った写真です。
 撮影の日付は、2007年6月6日になっています。
 モクレン科の花は、甲虫媒の花とも呼ばれることがあるそうす。
 植物学者E.J.H.コーナーの書いた「植物の起源と進化」という本の中には、モクレン科の花に甲虫が入り、動き回り、ぼろぼろと雄しべを落としていく様子が楽しく描かれています。

 本当に甲虫が来るかな?と思って、子供をスクールバスのピックアップポイントに送った後、朝8時頃から9時までひとつの花を観察してみました。

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 真ん中のほころびかけている花を時間を追って見てみましょう。P1050931p_2
 角度を変えると、こんな感じ。人間で言うと、ちょっと口元を緩めたような感じでしょうか。

 パリやブローニュは、夏時間を使っているためか、日本より若干日が昇るのが遅いように感じます。もっともこの写真を撮った6月頃は、日が長くて夜の10時頃ぐらいまで明るいのです。P1050934p
 甲虫ならぬハチが飛んできましたね。花がちょっと開くと、狭い隙間からハチたちが次々に潜り込みます。P1050939p
 どんどん、ハチ達がやってきます。
花の中でも、ハチ達がごそごそ動き回っています。
 写真を撮り始めてから、30分程経ちました。P1050941p
 花の下の地面には、花からこぼれた雄しべが沢山散らばっています。P1050974p
 撮影を始めから、約1時間。花びらが緩むように開いてきました。
 雄しべが落ちてしまった後が、赤い軸のように見えますね。P1050977p
 ハチが雄しべにとまっているが見えますね。

 ここまで約1時間、頭上に咲いている花を撮っていたので、首が痛くなりました。P1060205_2
 これは、後日撮った別の花ですが、時間が経つととこんな風に花びらが開ききります。
 でも、花びらが開ききったり半開きになったりするのは、見ていると、天候によるような気がします。P1060201
 花びらが落ちるまで、何日かかかります。これは、前の写真よりもう少し経ったころの様子です。P1050929p
 花びらが完全に落ちてしまうと、こんな感じです。P1090620p
 実が大きく育っていますね。
この写真は、ブローニュ・ビランクール市庁舎の前で撮りました。
 日付は、8月30日です。P1100482p
 10月16日、同じくブローニュ・ビランクール市庁舎の前のタイサンボクの木です。
 大分熟してきていますね。
さてこの後、この中から赤い種子が出ている様子を撮りたくて、何回も市庁舎の前に行ったのですが、なかなかそういう様子が見かけられませんでした。P1110274p
 こちらは、12月30日、ストラスブールに出かけたときに、見つけたタイサンボクのはじけた実と種子です。
 こういう様子が見たかったので、嬉しくなってパチリ。

 ポルト・ド・サンクルーの公園やブローニュ・ビンランクール市庁舎のタイサンボクは、その後しつこく見て回ったのですが、こういう様子がなかなか見つかりませんでした。

 同じ花をずっと追ったのではないので、これが花が咲いて、実になって種子が出来て行く様子だとは、はっきり言い切れませんが、だいたいこんなこんな感じなのかな~、と言う事で・・・。

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2008年4月27日 (日曜日)

ブローニュの木々の花々-マロニエ

マロニエ(セイヨウトチノキ)-Aesculus hippocastanum
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 そろそろパリはマロニエの花咲く季節でしょうね。去年の4月はとても暑かったので、今頃はマロニエが既に咲き始めていました。今年はどうなんでしょう。
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 マロニエは、パリ市内でもブローニュ・ビランクール市でも、他のパリ近郊の街でも、街路樹として沢山植えられていますね。

 マロニエの花盛りは、緑の葉にイチゴを逆さまにしたような花序が映えて、とても綺麗です。P1050111p
 パリの街路樹のマロニエは、ピンクのものもあるそうです。
 こちらは、ポルト・ド・サンクルーの近くの公園で撮った、ピンクのマロニエです。

 このピンクのマロニエは、ベニバナトチノキ(Aesculus camera)といいます。P1120148
 こちらは、3月にチュイリュリー公園で撮った、マロニエの新葉です。
 マロニエは5~7出葉ということです。写真でも、生まれたばかりの赤ちゃんのような葉が、5枚揃って垂れ下がっていますね。まだ、強い陽の光にさらされないように、用心深くしているのでしょうか。

 よく見ると、既に小さな蕾も出ています。小さな蕾を見たい方は、写真をクリックしてくださいね。
 5枚揃って、垂れ下がっている葉っぱの上に、ちょんと蕾がまとまって出ている花序が見られます。画面を拡大して、ようく見て探してみてくださいね。
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 こちらが、もう少し育ったマロニエの葉っぱと蕾です。P1040924p
 花序のところだけ拡大してみると、こんな感じです。蕾が沢山集まっていますね。
 この蕾が全部花開くと、あのイチゴを逆さまにしたような、ハートを逆さまにしたような花序の形になるんですね。
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 こちらはピンクがかっているので、ベニバナトチノキの方かなと思うのですが、よく見ると、同じ花序なのに花の色がちょっと違うな、と思いませんか?P1050009p
 花の1つを大きく撮ってみると、こんな風に花びらが白っぽくて真ん中が黄色いものと、

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 花びらがピンクになって、真ん中も赤くなっているものがあります。

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 お花ひとつひとつの写真は、写し易いように別々の花序でとってありますが、この写真の同じ木に咲いている花です。

 花序の様子を見ると、ピンクの方が先に咲いて、白っぽいほうは後から咲いているのだと分かります。雄しべ、雌しべの様子も違うでしょう?

 こんな風に、同じ木や花序で色や雄しべや雌しべの様子が違っているのは、受粉前、受粉後の花の違いかな・・・と思いますが、そういうお花のメカニズムについて詳しく知りたい方は、こちらのTOMさんのブログを見てくださいね。
 それから、お花の受粉に大きな働きをしている昆虫と植物の関わりについて詳しく知りたい方は、こちら海野和夫の昆虫教室を見てみてくださいね。面白いですよ。
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さて、夏を過ぎる頃、マロニエの実はこんなに大きくなります。

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 中からは、こんなクリに似た大きな種子が出てきます。P1090877p
 こちらは、前の実と種類が違うようですが、やはりマロニエの実です。
 こちらは、イガイガが少ないですね。

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 中からは、やはりクリに似た大きな種子が出てきます。

 日本では昔から、トチノキをいろいろ手を加えて食べて来たのですが(今でも、トチノミクッキーなどありますね)、フランスではマロニエの実は食べないそうです。

 フランス語のO先生に、栗の実拾いの季節に、「栗には2種類あるのよ。食べられるのと、食べられないのと。マロニエの実は絶対拾っても食べないでね。」と、大真面目に注意されました。

 何でかな・・・、と思ったら、マロニエ(Le marrronnier)はフランス語で栗(Le marron)の木という意味なんですね。ちなみに、りんご(La pomme)の木はLe pommier、梨(La poire)の木はLe poirierです。
 それから、食べられる方の栗の木はLe marronnierではなく、Le chataignierと言うそうです。

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2008年4月25日 (金曜日)

ブローニュの木々の花々-コーカサスサワグルミ

コーカサスサワグルミ-Pterocarya fraxinipolia
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ブローニュの春に咲く木々の花の写真をさがしていたら、四季を通して撮ってあったものがあったので、今日はその写真です。
 これは、コーカサスサワグルミ。
子供のスクールバスのピックアップポイントの近くの公園に生えています。子供を送り迎えする時に公園を通りながら、「何だろうこの花。」と思ったのが最初。
 シンガポールに渡る前、日本に住んでいた時は、こういう木の花にまったく注意が向かなかった。と、いうより、こういう木に花が咲いているなんてまったく気が付かなかったのです。
 「この木は、どういう花が咲くんだろう。」と思って、注意深く木を眺めるようになったのは、「シンガポール自然友の会」に入ってから。それまでは、木というと緑の葉っぱの生えているというイメージしかなかったし、花というと、バラやチューリップやパンジーなど、花壇で見られるものしか思い浮かばなかったのです。でも、熱帯雨林の木々の思いもかけないような、様々な花々ー大きいもから、肉眼ではよく見られないような小さなものまでーに接してからは、花や木に対するイメージがとても変わりました。
 フランスに去年移動してからは、春に咲くブナ科、クルミ科、カバノキ科、カエデ科の花にわくわくしました。
 コーカサスサワグルミは、クルミ科。雌雄同種だそうです。垂れ下がっているのが雌花で突っ立っているのが雄花だと思うけど。多分。
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 お花は、4月に咲きます。
こちらは、5月に撮った写真。花は散って、実が出来ていますね。
 日本にも、同じ種類のサワグルミがあるので、こちらの写真のほうが「ああ、あれね。」と、分かりやすいかも。
 コーカサスサワグルミは、日本で見られるサワグルミよりも、葉も実も1.5倍ほど大きいそうです。

 ヨーロッパでは、好んで公園に植えられているそうで、この公園にも、何本か植えてあります。


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 こちらが、実を大きく撮ったもの。

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 こちらは、6月に撮った写真。
何故この木が公園で好まれるのかな・・・と、最初はちょっと不思議でした。でも、実がこんな風に垂れ下がり、風に吹かれてゆらゆらしている木の下のベンチなどに座ると、気持ちいいものです。
 見た目も、さわやかさを感じます。
好まれるわけですね。

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 こちらは、9月に撮ったもの。
少しずつ、実が色付いてきています。P1090888p
緑の葉と色付いた実のコントラストがきれいでしょう。

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 11月の写真です。すっかり色付いた実。葉はほとんど散ってしまっています。
 色付いた実が何本も垂れ下がっているところもなかなか見事なものです。

 

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 風の強い日、実は枝から離れ地面に落ちます。

 春から晩秋まで、様々な姿で目を楽しませてくれる木です。
 

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2008年4月24日 (木曜日)

TOMさんちの庭

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  注:ふくろうがTOMさんだというわけではありません。
 
今日は、TOMさんのお宅におじゃましました。(TOMさんのブログシンガポール熱帯植物だより+あるふぁはこちらです。)そこで、あこがれのお庭を見せていただきました。
 TOMさんちに行く途中、電車に乗って外を眺めると、春たけなわのいい感じ。
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 こちらは、TOMさんちの最寄駅で、迎えのTOMさんを待っている時撮った写真。
 路傍の雑草と呼ばれる草にも、小さいけれどちゃんとした(?)花が咲くのね。
 「雑草という名の植物はない。」とは、昭和天皇のお言葉だけれど。
 お好きな方は、クリックして大きな写真を見てくださいね。小さくても、ちゃんとしたお花なんですね。
 TOMさんが声を掛けてくれるまで、道端にしゃがみこんで写真を撮る私は、すっかりアヤシイ人?P1120244p_3

 こちらは、TOMさんちの玄関に向かうステップに生えているお花たち。
 レンガの間から、こぼれるように咲いている花の様子が、まるでヨーロッパの田舎の農家の庭先のよう・・・。
 ということで、ここでもしゃがみこみ、パチパチと写真を撮ってしまいました。

 TOMさんの玄関先ではない方のお庭を見たい方はこちらをどうぞ。
 眺めていると、とてもゆったりした気分になります。庭があるのって、いいなあ。
(我が家はマンションです。)P1120247p
 

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P1120246p_3  とりどりの色の植物達のハーモニー。
とっても楽しみました。

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 こちらは、頂いたアイビー。しばらくしたら、鉢に移すつもりです。
 TOMさん、どうもありがとう。

P1120292
 これは、おまけ。
夕食のお味噌汁を作ろうとして、冷蔵庫に4分の1余っていたキャベツを刻んでいたら、見つけたもの。
 蕾なんじゃないかと思います。
クリックして、画面を大きくして見てみてくださいね。

 いろいろなところで、春を感じた一日でした。
 

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2008年4月23日 (水曜日)

ブローニュの森のカエデの花

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 去年の今頃、パリ周辺は暑い日々が続きました。異常気象だったんだそうですが、そのせいで、ブローニュの森の木々はいっせいに花盛り。ブローニュの森へのアクセス、ちょっとした歴史などはこちら、「ブローニュの森の歴史と散歩道」をどうぞ。
 冒頭の写真は、この季節のブローニュの森で見つけたカエデの花です。森を歩いていて、「この黄色い花、何だろう?」と近付いてみたら、カエデの花でした。
でも、今日、halさんの日記をみてびっくり。同じカエデ属のモミジの花は赤いんですね。
モミジの可憐な赤い花と、可愛い翼果をご覧になりたい方は、こちらをどうぞ。黄色い、カエデの花と比較してみてくださいね。
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 ブローニュの森は、湖あり、草地あり、遊園地あり、小川あり、レストランあり、庭園あり・・・で、懐が深いのですが、私が普段気楽に歩いていたのは、こういった小道です。

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 住宅街が近くに有り、犬の散歩やジョギングする人がそこら辺にいて、パトロールの人や、管理作業をする人たちがいるところです。
 森の奥深くは、それは面白いでしょうけれど、やはり身の安全を考えると、人々が散歩する小道の方が安心です。

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 森で出会うのも、こんな可愛い子だといいのですけれど。
 帰国前、夫の会社の方が、ブローニュの森のレストラン、グランド・キャスケードのランチに招待していただきました。その時、「ブローニュの森は、以前は王侯貴族の狩場だった。」という話題になりました。
 グランド・キャスケードは、もとは狩小屋だったんだそうです。
 すると、招待してくださった方が、
「今は、別の狩をやってるけどね。」と、片目をつぶりました。
 意味、分かるよね?

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 話がそれてしまったけれど、とにかくこの時期、森の中はカエデの花がいっぱい。
 写真のものが、全部同じ種類かどうか分からないけれど、いろいろな段階の花が撮れたので・・・。

 こちらは、緑色でちょっと見づらいけれど、翼果も見えますね。P1050044p
 halさんの日記で、「モミジは雄花と両性化が混在して咲く」とあったのですが、カエデもそうなんでしょうか?
 森を歩いていて、同じ葉っぱにいろいろな花があって、「何だろう?」と思って、写真を撮りまくってしまいました。
 この、写真の花は、何なんでしょうね。

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 この花をじっくり見るとこんな感じ。
くるっとした、ところが可愛いでしょう。P1050075p
 こちらは、蕾の状態なんだと思います。

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これは、もう翼果になってしまっていますね。
 この写真全部、葉っぱと翼果から推測して、「多分カエデ属の何かなんだろう。」と思って撮っています。

 何せ、フランス、手軽に樹木図鑑も手に入らなかったので、「何だろう、何だろう?」の連続でした。

 こうい写真を、森の小道で立ち止まって撮っていると、たまに犬を散歩させている人が、話しかけてきます。
 「何をしているの?」

 カエデの翼果などを撮っているのを見せると、不思議そうにされました。まあ、ブローニニュ市の街中は、カエデが多くて、翼果も確かに珍しいものじゃないです。華やかな花の写真を撮っているわけではないので、不思議だったんでしょう。
 その私に話しかけてきた、犬を連れた女の人は、翼果を見て、「これは、コウモリが食べるのよ。」と教えてくれました。本当かな?

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2008年4月22日 (火曜日)

フランス・スイス・イギリスで見たコケ、苔、地衣類2

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 今日は、苔(多分苔だと思う)です。ところで、「苔の話」(秋山弘之 著 中公新書)という本を、ちらちら読んだら、植物学では苔類という言い方はしないそうです。蘚苔類かコケ植物と言うそうです。それは、コケ植物には蘚類、苔類、ツノゴケ類があり、苔と書くとどれか区別が付かなくなってしまうから、なんだそうで。失礼しました。
 冒頭の写真、もちろん私には、蘚類か苔類かツノゴケ類かわかりません。本の写真を見て、ミズゴケかな~・・・?程度です。でも、お花のようで綺麗でしょう?
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 これは、スイスのミューレンへ行く途中のハイキングコースで撮ったものです。
 右の写真が、このコケ植物が生えていた土手のような場所を撮ったものです。
 スイスのミューレンのハイキングコースのページはこちらをどうぞ。P1080801p
 こちらも同じ場所で撮ったもの。

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 こちらは、場所は違いますが、やはりミューレンへのハイキングコースで撮りました。

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 マッシュルームのようなキノコとコケ植物。

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 ミューレンで、この木に出会いました。これは、二又に分かれた、古くて太い木の幹のような枝。ここにびっしりとコケ植物がついています。そこに青い花の種が飛んできて根付いたんでしょう。よく見ると他にもいろいろな植物が張り付いています。
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 さて、イギリスに飛びます。このコケ植物は、キュー・ガーデンズへの行く途中の住宅街で見たもの。

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 こちらも、なかなか綺麗。

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 キュー・ガーデンズ駅前の花壇から、住宅街を眺めたところです。ちょっと住んでみたくなるような、素敵な家が建ち並んでいます。


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 フランスに移ります。
 この黄色いのは、バルビゾンで見た地衣類(だと思います。)

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 ブドウの蔓に付いたコケ植物。
やはり、バルビゾンで撮りました。

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 ブドウは、いろいろなところで見かけました。ブドウ畑はもちろんですが、よくこんな風に、家の壁に這わせています。P1110988p
 フォンテーヌブローの森は、コケ植物がいっぱい。

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 木の幹にもびっしり。

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 岩にも地衣類とコケ植物が付いています。
フォンテーヌブローの森についてはこちらをどうぞ。

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2008年4月21日 (月曜日)

フランス・スイス・イギリスで見たコケ、苔、地衣類1

P1090111p

 今日は、今までお蔵入りにしていた「苔と地衣類」の写真特集です。
 昨日、科学博物館に行ったけれど、展示物を見て帰る前の楽しみは、お土産屋の本売り場でいろいろ本を物色すること。ここには、私好みの本がいっぱい。 

  昨日私が買ったのは、「苔の話」(秋山弘之 著 中公新書)と「雑木林に出かけよう」(八田 洋章 著 朝日新聞社)。
 私は、地衣類と苔が大好き。この二つの区別が、いまひとつつかなかったりするけれど、ついついカメラに収めてしまう。
 冒頭の写真は、スイスのロートホルン展望台付近で見た地衣類。標高3,103mの積雪の中で岩肌に張り付いて生きる地衣類です。
P1090112p
 こちらも、ロートホルンの地衣類。色のバリエーションがきれい。P1070575p
 これは、フョンテーヌブローの森で見た地衣類。

P1000780p
 こちらは、モン・サン・ミッシェルの岩肌に付いている地衣類。ちょっと見づらいけれど、白とオレンジ色をしています。
 このタイプ、堤防の石のところにも沢山付いていました。

 なんで、地衣類に興味を持つようになったかと言うと、やはりシンガポールの「自然友の会」で、あちこち自然保護区を歩いたからかな。
 ウビン島を歩くと、岩肌に地衣類が付いていて、「これは、地衣類です。」との説明が付いていました。
 マクリッジ・リザーバーを歩くと、木の木肌に地衣類が付いていて、最初見た時は、「汚い・・・」という印象。
 でも、「地衣類は、空気のきれいなところしか生えないので、空気汚染のバロメーターなんですよ。」との説明を聞いてからは、地衣類を見ると、「空気がきれいなのね。」と思うようになりました。そうなると、汚いと思っていた、地衣類がきれいに見えてくるんですよね。
P1000652p
 こちらは、去年の3月、モン・サン・ミッシェルに車で行く途中に寄ったドライブインの周りに生えていた木。
 パリでは、苔は見かけるけれどなかなか地衣類にお目にかかることが少ないです。でも、郊外に行くに従って、地衣類が付いている木がだんだん目に付くようになってきます。

P1000654p
 この木を近くで見ると、こんな感じ。
多分、地衣類なんでしょう、と思います。
私は、地衣類と苔と見分けがいまひとつ分からないです。
 地衣類は、菌類と藻類の共生体だから、苔類とはまったく違うよ!と言われればそうなんでしょうけれど。

 でも、菌類と藻類が協力して生きている地衣類って、なんか凄いというか、素敵というか・・・。
 

P1000655p
 この真ん中の、ぴゅっと出ているのはなんだろう。

P1000656p
 色のバリエーション?それとも、違う種類?

P1080807p
 これは、スイスの山の中でみた、地衣類と苔かなあ・・・?
 大きな木の切り株に生えていました。
 スイスの登山鉄道に乗っていると、車窓から、針葉樹にびっしりと地衣類が付いているのを見かけます。これがとてもきれい。(見る人によっては、きれいに見えないかも。)
 車窓からだから、上手く写真に撮れなくて残念でした。
 よく日本画で、松の幹に丸く模様のように描かれていますよね。あんな感じでした。

P1080808p  苔と、サルノコシカケのようなキノコ。
白いところは、ただ単に木肌が荒れているだけなのかどうか、わからないけれど。


 地衣類とか、苔類とか、見て喜ぶ人ってあんまりいないだろうから、仕舞って置いた写真だけど、結構綺麗でしょう?

 日本に帰ってきて、自宅近くを買い物ついでに近所を歩いても、マンションと商店街のある地域だから、もちろん地衣類にはお目にかかれない。
 苔もなかなか探すのが大変そう。

 苔が沢山生えていところに住むのって、人間にとって快適かというと、どうかなと言う感じはするけど。また、地衣類がうじゃうじゃいるところもかなり不便かも。
 でも、子供の頃は、もっと沢山目にしていた苔類が、「あれっ」と思ったら、あまり目にしなくなっていた。
 街は、パンジーやチューリップなどの春の花々で飾られて、綺麗で清潔そうだけれど。なんとなく、苔やシダや雑草も見てみたいななんて思ってしまった。

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フランス・スイス・イギリスで見たコケ、苔、地衣類1

P1090111p

 今日は、今までお蔵入りにしていた「苔と地衣類」の写真特集です。
 昨日、科学博物館に行ったけれど、展示物を見て帰る前の楽しみは、お土産屋の本売り場でいろいろ本を物色すること。ここには、私好みの本がいっぱい。 

  昨日私が買ったのは、「苔の話」(秋山弘之 著 中公新書)と「雑木林に出かけよう」(八田 洋章 著 朝日新聞社)。
 私は、地衣類と苔が大好き。この二つの区別が、いまひとつつかなかったりするけれど、ついついカメラに収めてしまう。
 冒頭の写真は、スイスのロートホルン展望台付近で見た地衣類。標高3,103mの積雪の中で岩肌に張り付いて生きる地衣類です。
P1090112p
 こちらも、ロートホルンの地衣類。色のバリエーションがきれい。P1070575p
 これは、フョンテーヌブローの森で見た地衣類。

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 こちらは、モン・サン・ミッシェルの岩肌に付いている地衣類。ちょっと見づらいけれど、白とオレンジ色をしています。
 このタイプ、堤防の石のところにも沢山付いていました。

 なんで、地衣類に興味を持つようになったかと言うと、やはりシンガポールの「自然友の会」で、あちこち自然保護区を歩いたからかな。
 ウビン島を歩くと、岩肌に地衣類が付いていて、「これは、地衣類です。」との説明が付いていました。
 マクリッジ・リザーバーを歩くと、木の木肌に地衣類が付いていて、最初見た時は、「汚い・・・」という印象。
 でも、「地衣類は、空気のきれいなところしか生えないので、空気汚染のバロメーターなんですよ。」との説明を聞いてからは、地衣類を見ると、「空気がきれいなのね。」と思うようになりました。そうなると、汚いと思っていた、地衣類がきれいに見えてくるんですよね。
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 こちらは、去年の3月、モン・サン・ミッシェルに車で行く途中に寄ったドライブインの周りに生えていた木。
 パリでは、苔は見かけるけれどなかなか地衣類にお目にかかることが少ないです。でも、郊外に行くに従って、地衣類が付いている木がだんだん目に付くようになってきます。

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 この木を近くで見ると、こんな感じ。
多分、地衣類なんでしょう、と思います。
私は、地衣類と苔と見分けがいまひとつ分からないです。
 地衣類は、菌類と藻類の共生体だから、苔類とはまったく違うよ!と言われればそうなんでしょうけれど。

 でも、菌類と藻類が協力して生きている地衣類って、なんか凄いというか、素敵というか・・・。
 

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 この真ん中の、ぴゅっと出ているのはなんだろう。

P1000656p
 色のバリエーション?それとも、違う種類?

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 これは、スイスの山の中でみた、地衣類と苔かなあ・・・?
 大きな木の切り株に生えていました。
 スイスの登山鉄道に乗っていると、車窓から、針葉樹にびっしりと地衣類が付いているのを見かけます。これがとてもきれい。(見る人によっては、きれいに見えないかも。)
 車窓からだから、上手く写真に撮れなくて残念でした。
 よく日本画で、松の幹に丸く模様のように描かれていますよね。あんな感じでした。

P1080808p  苔と、サルノコシカケのようなキノコ。
白いところは、ただ単に木肌が荒れているだけなのかどうか、わからないけれど。


 地衣類とか、苔類とか、見て喜ぶ人ってあんまりいないだろうから、仕舞って置いた写真だけど、結構綺麗でしょう?

 日本に帰ってきて、自宅近くを買い物ついでに近所を歩いても、マンションと商店街のある地域だから、もちろん地衣類にはお目にかかれない。
 苔もなかなか探すのが大変そう。

 苔が沢山生えていところに住むのって、人間にとって快適かというと、どうかなと言う感じはするけど。また、地衣類がうじゃうじゃいるところもかなり不便かも。
 でも、子供の頃は、もっと沢山目にしていた苔類が、「あれっ」と思ったら、あまり目にしなくなっていた。
 街は、パンジーやチューリップなどの春の花々で飾られて、綺麗で清潔そうだけれど。なんとなく、苔やシダや雑草も見てみたいななんて思ってしまった。

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2008年4月 5日 (土曜日)

さようならヨーロッパミヤマクワガタ-フォンテーヌブローの森

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 今日は、フランスから出した航空便が届きました。今日届いたのは2便。1便めは、2月の日本一時帰国のために、台所用品を60kg送ってた。我が家が航空便で送って良い重量は100kgなので、2便は40Kg以内。なので2便は軽い、使い残した乾物やプラスチックのバスケット、ハンガー類、傘にしました。
 プラスチックのバスケットが着いたので、台所の戸棚が一気に整理がついて快適!ハンガーも大量に着いたので、箱に入れたままの衣類も片付けられそうでホッ。
 傘は、意外と盲点でうっかり船便にでも入れてしまうと結構悲惨・・・。数年前、日本からシンガポールに引っ越した時、夫の「シンガポールは雨の時は外になんか出られないから、傘なんていらないよ。」(夫は、車で通勤していたので実際傘なんてほとんどさしたことがなかったようです。)という言葉を素直に信じた私。
 子供の学校のスクールバスの説明をバス委員さんから受けていた時、「雨の時は、皆で傘をアーチ状にして・・・。」との言葉に、
 「えっ、傘、要るんですか?」「傘、ないんですか?絶対必要ですよ。」
すぐに、傘を買いに走りました。
 でも、今回は、飛行機の手荷物の増量があって、かなりの重量を手荷物で持って帰れたのでよかった。やはり、衣類などのぎりぎりまで使っていてすぐに必要なもの、船便に出し損ねた細かいいろいろなものなど、持って帰れると便利だから。

 さて、3月23日は、題名にあるように二男がヨーロッパミヤマクワガタにさよならしにフォンテーヌブローの森に行きました。ヨーロッパミヤマクワガタの雌をバルビゾンで拾ったいきさつはこちらを見てね。
 その後、この雌は短い命を終えたけれど、二男がその後いろいろ調べていて、ヨーロッパミヤマクワガタは、ヨーロッパでは保護の対象にしている国が多いとのこと。国によっては捕獲禁止、または個人的に飼ってもいいけれど、国外持ち出しと売買は禁止など。フランスではどうなのか、なかなか調べがつかなかったけれど、うっかり飼ってしまって申し訳なかったです。でも、クワガタちゃんはちゃんと標本にしました。
 日本では、ヨーロッパミヤマクワガタの幼虫が昆虫ショップで買えるようです。でも、暑い日本では気候が合わず、飼育するのは大変なようですね。ヨーロッパミヤマクワガタを幼虫から飼って、成虫にしたいというのが息子の夢だったようですが・・・。
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 ヨーロッパミヤマクワガタとの出会いの場、バルビゾン村。

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 あちこちで、花が咲き始めています。


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 今回は、バルビゾン村でランチにしました。サラダバーと、メインはお好みでソーセージ、チキン、ステーキ、串刺し肉から選びます。これに、シードルかワインがつき、最後にデザート・コーヒーが付きます。









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 メインのお肉は、目の前のグリルで焼いてくれます。

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 レストラン内は、昔の家をそのまま使ってあります。内装が珍しいので、他のお客さんも写真を撮っていました。


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 バルビゾン村は、フォンテーヌブローの森のすぐそば。出会った、ミヤマクワガタもこの森で育ったのでしょう。
 冬枯れの森のように見えますが・・・、

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 やはり、春の息吹。














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 小さな松の幼木。














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 去年の秋、落ちたどんぐりからも芽が出ています。ここら辺は、ブナ科の木がいっぱい生えています。

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 ちょっと丘を登ると、松が多くなってきます。フォンテーヌブローの森は本当はとても広いのです。フォンテーヌブローの森だけの散策の本が一冊ありますが、森あり、岩場あり、池ありで、城跡などもあり、地形が変化に富み、コースも簡単な散策用から、本格的な装備が必要なものまでいろいろあります。
 森を歩いている人を見ても、家族で気軽に散策を楽しんでいる人から、重装備のグループまで様々な人たちがいました。
 


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 私達は、森の入り口の小さな子供でも散策を楽しめるようなコースをちょっと歩きました。












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 岩がごろごろしているので、こんな風に岩の上に上って楽しんでいる人も沢山います。












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 大きな岩の間に松が生えています。














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 松の樹液がまるで琥珀のようです。

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 岩も松も、苔や地衣類で覆われています。













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 こういう光景に思わずため息。
フォンテーヌブローは、絵画の題材によく使われています。フォンテーヌブロー派という画家達もいましたね。
 森の散策用の本や、森の中のコース案内版にも、「この絵画はここで描かれました。」という絵の写真入の案内が載っています。
 森の写真集も沢山出版されています。

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 もっとフランス滞在が長ければ、ゆっくりフォンテーヌブローの森を楽しんでみたかったです。

 後ろ髪を引かれながら・・・。

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2007年9月18日 (火曜日)

菩提樹

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 菩提樹(Tilia miqueliana/シナノキ科シナノキ属)の実が熟し始めました。もうそろそろ、苞に付いた実が木から離れてひらひら落ちてきそうです。
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 こちらは、5月の初旬のころの蕾の様子です。Tさんから教えていただいたのですが、このくらいの実を摘んで、乾燥させてお茶にするんだそうです。

P1050547jpgp   近くの近くの公園Parc des Princesの菩提樹の並木です。

 日本では、寺院にクワ科のインドボダイジュの代わりに植えるそうですが、パリ周辺では街路樹や公園に植えてあるのを良く見かけます。

 菩提樹の葉っぱの形はハート型で、シンガポールでも良く見かけたインドボダイジュの葉と、そう言えば似てるかな。葉っぱの裏が白いので、少し離れて見ると、緑と白がちらちらと見えます。ピサロの絵で、木をこんな風に描いていたかな・・・。
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  蕾から花へ。5月下旬から6月頃。


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 6月。実がだんだん大きくなっていきます。

P1090855jpgp  9月。苞が風に乗ってひらひら舞う様子が見られるようになりました。種子は堅いので、数珠の材料になるそうです。どうやって作るんでしょうね。

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2007年8月31日 (金曜日)

ニワウルシ

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 ニワウルシ(シンジュ) ニガキ科ニワウルシ属
 Ailanthus Altissima
近所に生えている庭木で、6月ごろ小さな緑がかった白い花を咲かせる木がありました。気がつくと、あちらこちらで同じ木を見かけるようになりました。でも、なんの木かわからない。こちらの人に聞いても「わからない」と言う答えばかり。なんだろうと思っている間に、花は終わり、実をつけるようになりました。その実とというのが、なんとなく想像していたものとは違って、薄い小さな緑の葉っぱのようなものの真ん中に小さな種子が一つ見えるというものでした。こちらに来てから、カエデなどの翼をつくる実を身近に見るようになったけれど、これも翼をつくる実だったのね・・・と眺めていたら、どんどん熟し育ってきました。ここまで来ると、「樹木図鑑」や「木の実ガイド」に実の写真が載っているのでやっとわかりました。ホッ・・・。多分ニワウルシでしょう。
P1050907jpgp  こちらが、木を全体から見たところです。今は人が住んでないらしい、古いレンガ造りの家の前の狭い庭に植わっています。木の緑と古い家とののコントラストが綺麗なのでいつも眺めて通っていました。
 写真は6月の花の時期のものです。
 「ニワウルシ」の名前の由来は、樹形や葉がウルシに似ていて庭に植えられていることから来たそうです。名前がわからなかった頃、「ウルシかな?」と思ったのですが、もしかしたらかぶれるかもしれない木を庭木に植えるだろうか・・・と思ったりしました。
 「シンジュ」という別名は、英名のTree of Heavenから「神樹」という名前を当てたところから来ているそうです。
P1050588jpgp  お花を近くで見るとこんな感じです。
お花が咲き出すと、あちらこちらで同じ木が目つくようになりますが、ずっと観察していたら、同じ木なのに実が着いているものと着いていないものがあることに気が着きました。
 本を読むと、雌雄異株と書いてあります。実が生らない気は雄だったんですね。
 この木は、実が生っているので雌なんでしょう。





P1050910jpgp  こちらが、雌の木の花です。雄花ってどんなだったんでしょうね。でも、本には実の写真は載っていても、花の写真がないので、わからなくて残念です。
 もうしばらくしたら、実が完全に熟して、風に乗ってひらひら舞うのでしょう。
 

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2007年8月30日 (木曜日)

実りのブローニュ

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 今日は下の息子を連れてブローニュの森を歩いて来ました。実りの時を迎えたブローニュの森は、彩り豊かな木の実がいっぱいです。息子はヴェルサイユなどの有名な庭園より、森を歩くほうが良いようで、子犬のようにあっちにふらふらこっちにふらふら。朽木をひっくり返したり。
冒頭の写真は、アンフェルユール湖です。ピラカンサがオレンジ色に色付いています。
P1090549jpgp こちらはイチイ(イチイ科Taxus cuspidata)。公園でも庭木でも良く見かけます。赤い実の頭にあいた穴から、黒い種子がちょこんと見えるのが可愛らしいですね。
 「木の実ガイド」(須賀瑛文 著
トンボ出版)によると、まわりの赤いところは食べられるそうですが、タネには毒があるので食べないようにとのことです。

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 ピラカンサ(バラ科トキワサンザシ科)の実も色着いて来ました。彩が美しいためか、あちらこちらの公園や街路で見かけます。

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 こちらは、いわいるベリーですね。「木の実ガイド」を見ると、バラ科のRubusの何かだとおもうのですが、どれだかははっきりわかりません。この色だとまだ熟し切っていないようで、美味しいのはもっと黒ずんだもののようです。

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 森を歩いていて、息子が「あの、籠みたいなのは何?」と聞くので、見上げてみたらヤドリギ(ヤドリギ科ヤドリギ属)でした。
 

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 ヤドリギにも実が生っていました。











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 こちらは、3月に撮ったヤドリギの花です。

 息子は一緒に森を歩いている時、イチイやベリー類を見つけては「食べていい?」としょっちゅう聞いてきます。でも、一応ブローニュの森は管理された森なので、落ちている葉や実は拾ってもいいとしても生えているものを取ってはいけないことになっていますし、ベリー等は低い位置に生えているので、犬をリードをつけないで散歩させているブローニュでは、そのまま取って食べさせるのは抵抗があるのです。シンガポールにいる時に、クワ科の実やスターフルーツを一緒にたべたのがまずかったかなと思ったり、春に「春の野草摘みの会」に参加した時、ブローニュの森の野草(ゴボウ、イラクサ、ミツバ、アシタバ、ニセアカシアの蕾など)を教えていただき、家でてんぷらにして食べたのですが、そのせいかなと思ったりします。野草摘みの時は、一応スタディのためということで、生えている野草をいただいたのですが。
 でも、時々、森の恵みをいただいていたのが本来の子供の姿なのかも知れないと思うのです。ブローニュの森は大昔はもっと広大な森だったそうです。ここに生えるドングリやベリーなどは兎や鹿や熊を養い、それを人が狩って食べていたそうです。もちろん、森の木の実や茸なども食べていたのでしょう。中世の騎士の条件の一つは、狩った獲物を上手に腑分けすることだったそうです。
 息子は熱帯雨林に生えている食べられる実を懐かしがりますが(パンの実を食べる機会がなかったのが残念なんだそうです。)、ヨーロッパの森もまた豊かな恵みを与えてくれるのですね。

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2007年8月25日 (土曜日)

ノワゼット-Noisette

P1070558
 カバノキ科(Betulaceae)
 ハシバミ属(Corylus)
 Corylus Avellana
 セイヨウハシバミ 仏名 Noisette 、英名 Common Hazel
 
 
8月も終わりに近づいてきましたね。夏ももう終わりですね。今年のパリの夏は暑い日が少なく、このところ連日雨や曇りの日が続いています。こちらの人に聞いても、異常気象なのだそうです。暑い日が続き、昼と夜の温度差があると、良い葡萄が実るそうで、そうした気候の年は良いワインが出来るそうです。夏でも肌寒い日の続いた今年のワインはどうなんでしょうね。
 天候不順でもここはフランス。美味しい果物が店頭に並んでいます。葡萄などは、何種類もあって選ぶのに迷うほど。日本の葡萄よりも水分が幾分か少ないようで、その分甘味が強くお菓子のようです。果物のことを水菓子と言いますものね。我が家では、そのままつまんで、ぽいと口に入れ皮ごと食べています。
 冒頭の写真は、ノワゼット(Noisette)英語ではヘーゼルナッツ(Hazelnut)、和名はハシバミの実です。写真は、7月頃撮ったものです。
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 少し前から果物売り場にこの実が店頭に並ぶようになりました。
 ノワゼット・クリュ(Noisette Crue)-生のノワゼット-と書いてあります。
 ほんとうにまだナッツらしくない生のノワゼット。いったいどうやって食べるのかと、量り売り場のお兄さんに聞いてみました。
 「こうやるんだよ。」と彼は言うと、台に実をバンバン叩きつけてまだ白い殻から中身を取り出し、「はい、どうぞ。」と差し出してくれました。
「どう?」と聞かれて、う~ん、独特の風味かな・・・。ノワゼットはブローニュの森でも庭先でも良く見かける木です。買うほどのこともないかな・・・と思いましたが、「少しちょだい。」と言って買ってきました。
今年はすでに実になっているところしか見られなかったの残念。早春、穂状花序が葉が出る前に見られると言うことです。そういえば、3月ごろそれらしき花を見たかも。
 もうしばらくしたら、ちゃんと熟したノワゼットがブローニュの森でも拾えるかもしれません。

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2007年7月26日 (木曜日)

7月の街路樹

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P1070728_1  パリやブローニュでよく見かける街路樹は、プラタナスやマロニエや菩提樹ですが、こちらもよく見かける木のひとつ。羽状複葉がさわやかで美しいなと思っていたら、最近になって白い花が咲き出しました。今はこの花の盛りです。「今の時期は、私が主役よ!」とでも言っているかのように、あちらこちらで見かけるようになりました。


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花は、こんな感じです。
この木の名前を知りたいのですが、わからないのです・・・。





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今年の7月は例年になく、雨が多かったそうです。
まるで、日本の梅雨のようでした。
いつも通る木をふと見上げたら、キノコが生えていました。








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こちらは公園の近くに植えられたネムノキ。






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2007年7月18日 (水曜日)

アーティチョーク/Artichaut

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アーティチョーク/Artichaut
 キク科チョウセンアザミ属の多年草。地中海原産


 6月のことだったけれど、Tさんに案内してもらって、ブローニュの近くのナンテール市(Nanterre)の庭園や、すぐ隣りのリュエイル・マルメゾン市(Rueil-Malmaison)を流れるセーヌ河のほとりを歩きました。ここから、見るセーヌ河の眺めは、パリ市内で見るものとは違った自然な風景なのだけれど、それはまた別の日に・・・。
 さる庭園(名前がちょっとわからないので)を歩いている時に、Tさんが
「これ、アーティチョークよ。」と、教えてくれました。
アーティチョークって、本当に花だったのね。アザミのような花が咲くのね、と妙に感心してしまった。
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 こちらは、やはり6月にブローニュの森のバガテル庭園で見たアーティチョーク。まだ、花は咲いていないけれど、確かに八百屋さんでみかけるあの面白い姿の蕾が、先に付いている。
 フランスに来てから、いろいろなアーティチョークにお目にかかるようになりました。
 まだ、寒い頃は、ちょっと先の尖ったアーティチョークが店先に出ていたけれど、春からは、丸いものが並ぶようになった。紫色の小ぶりのあるし、一体何種類あって、どう違うのかはよくわかないです。

P1050817jpgt
 昔、オルセー美術館のブュッフェで、美味しく茹でたアーティチョークを食べたことがあって、今回フランスに来てから、何回か兆戦したのですが、なかなか程よく美味しく茹でられないのが残念です。

 マルシェで、いつもの八百屋のおばさんに、
「丸いアーティチョークと、小さい紫のアーティチョークとどちらがお勧め?」と聞いたら、小さい紫の方を勧めてくれました。これは、花束のように、茎を残して縛って売っています。
「どうやって料理するの?」

P1070459_1 と聞いたら、包丁を取り出して、茎と蕾の先をすぱっと切って、苞片を2,3枚むしって、
「ここの切り口に、レモンを刷り込んで、鍋に入れて、レモン一個と茹でるのよ。オリーブオイルとでも何とでも合うわよ。これはね、まわりも食べられるの。」と、教えてくれました。

 大きいアーティチョークは、まわりの苞片をはがして、元についているところをガシガシと歯でしごいて食べていって、最後に残った花托を食べるのが楽しみなのよね。これは、苞片ごと食べられるって本当かな・・・。

 家で、言われたとおりに料理してみら、確かにまわりの苞片も柔らかくなっていて、食べらけれど、家族に食べさせるには、まだまだ修行が必要でした・・・。
 

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2007年7月 5日 (木曜日)

パリの街路樹

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 と、言うわけでパリの凱旋門です。(イタリア特集は終わりにして、今日からフランスへ戻りました。)見ていただきたいのは、凱旋門の方ではなくて街路樹の方。
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 こちらは、凱旋門からシャンゼリゼ通りを見たところ。パリの街路樹はだいたいプラタナスかマロニエですが、この街路樹はプラタナスです。見事に角刈り(?)になっていますね。こちらで見る街路樹はこんな風に、角刈り(?)になっているものが多いような気がします。

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 こちらは、マロニエの並木。やはり、きちんと刈り込まれ、整然と並んでいますね。

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 凱旋門の上から、エッフェル塔の方向を見たところ。街の中に、緑が整然と続いています。

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こちらは、(多分、何の木かはっきりわからないけれど)マメ科の街路樹です。パリの街路樹でも庭園でも、こんな風に下枝を切ってしまって、上の枝を茂らしているのをよく見るのだけれど・・・・。

まあ、街路樹ですから、下枝は邪魔になるので、刈り込むのは当然かもしれませんが、パリ周辺では、徹底しているような気がします。

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 一方、こちらは、ローマのコロッセオのそばの「コンスタンティヌス帝の凱旋門」と街路樹。街路樹の種類がパリのものとは違いますが、なんとなくこの感じ、イタリア・ルネサンスの絵画の背景のようだな・・・とか、思いませんか?
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 こちらは、ローマ市街地の街路樹。マロニエか、プラタナスのどちらかでした。(どちらだったか、憶えてません・・・)
 ローマに着いた時、街路樹がのびのびと生えているのを見て、パリとの違いを感じたのでした。

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 さて、こちらは、シンガポールのフォーシーズンズ・ホテルの部屋から、(多分)オーチャード・ロード方面を見下ろしたところです。街路樹が茂って、道路が見えないですね。ビルが、緑の木々の間からにょっきり出ている感じです。
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 この写真は、シンガポールのフォートカニングの丘から、リバー・バレー・ロードを見下ろしたものです。街路樹のアンサナがちょうど花盛りでした。

 シンガポールを去るという時に、フォーシーズンズ・ホテルに泊まりました。
 その時、夫が窓から外を見ていて「これは、すごい!」とつぶやきました。何がすごいのだろうと、私も窓の外を見てみたら、あの、街路樹の風景があったのです。

 シンガポールの街路樹で、アンサナやレン・ツリーなどは、道路を覆い、ドームの様な効果を与えるのだ、とは、ずっと学んできたことだったので、頭ではわかっているつもりでした。でも、街路樹を下から見上げることはありましたが、上から見て、ドーム状になる効果とはこういうものだとは思ったのは初めてでした。それが、もうシンガポールを去るという時になってわかるとは・・・。
夫が、「いつか、シンガポールに飛行機で着く時下をみたら、緑の木々の間からビルがにょきにょき建っているような風景になるんじゃないかな。」と、言っていました。
 

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2007年6月23日 (土曜日)

栗の花

P1060550_1  先週、近くの公園を歩いていたら栗の花が咲いているのに気が付いた。ひとつの木の花が咲いているのに気が付くと、あちこちの木で栗の花が咲いていることに突然気づく。日本人学校への高速道路を通りながら、両脇の木々は、栗だったのだと、こんなにたくさん栗の木が生えていたのかと思う。

 今春、日本に一時帰国した時に会った友人と植物の話になった。その時友人が、栗の花は不思議でたまらないと言っていた。何が不思議だと思っているかというと、栗の花の頃、栗の木の下を見ると、穂のような花がたくさん落ちている。それで、栗の花は小さい花がたくさん集まった穂のような形なのだと思う。けれども、食べる栗は、イガに包まれた実が並んで入っているもので、落ちている細長い花と似ても似つかないではないか。いったいあの穂状の細長い花がどうしたら、イガに包まれた丸い形になるのか、と言うのだ。

P1070040_2 日本の故郷には、栗畑が身近にある。子供の頃から見ている光景なのだが、私は日本にいる頃はそんなことは考えたこともなかった。木をしげしげと見るようになったのは、シンガポールで暮らすようになってからである。私は友人に感心した。フランスに戻ったら、樹木図鑑を調べるね、と言って別れた。

 樹木図鑑のくクリのところを読むと、花序のほとんどは雄花で、雌花は基部に咲く、とある。先週見た時は、では、これが雄花なのだろうが、雌花は一体どれなんだろうと不思議だった。植物用語辞典に載っている、栗のイガをそのまま小さくしたような雌花序が見つからなかったから。
 今週、またこの公園に行ったら、友人が言っていたように、雄花がたくさん落ちていた。そして、植物用語辞典に載っているような形のものが見つかった。多分これが雌花序なのだろう。私は専門家ではないから、はっきりとはわからないけれど。鼻先の低い枝をしげしげと見てから上を見ると、上の枝に同じものがたくさん付いていた。これがこれからあのイガに包まれた栗へと成長していくのだろうか。

 
 

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2007年6月16日 (土曜日)

タイサンボク

P1060560_2  タイサンボクの花をあちらこちらで見られるようになりました。
 フランスに来たばかりの頃はまだ冬の寒い時期でした。葉を落とし、枝ばかりが目立つ木々の中で、緑の葉をつけているこの木は何なのだろうとずっと思っていました。
 花が咲き始めて、ああ、タイサンボクだったのだと思いました。
 近くの公園で花が咲き始めると、あちこちでタイサンボクを見かけるようになりました。今までも同じ光景をずっと見ていたはずなのに、現金なもので花が咲き始めるとただの緑だった場所が急に華やぐものなんですね。花からは、マグノリアという香水がとれるそうですが、花が咲いている近くを通ると本当に良い香りがします。

 今日見た花は、午前中お天気が悪かったためか、ハチが蜜を集めに来ていなかったらしく、雄しべがきれいに残っていました。先週、お天気が良い日の朝にこの花を見ていたら、蕾がゆっくり1時間かかって開く間にハチがせわしく出入りして、雄しべをぽろぽろ落としていました。

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 ハチが雄しべを落とした後も、しばらく花びらは残っているのですが、何日かすると花びらも落ちて、こんな姿になるんですね。
 

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2007年6月13日 (水曜日)

シラビソ

P1060163_1  シラビソ(Abies veitchii 、マツ科モミ属)かな?
「詩人の庭園―Jardin des poetes」に生えていて、雌花があんまりきれいなので、パチリと一枚。

 こちらへ来て、やたらと針葉樹が目に付くようになりました。来たばかりの頃、大きな青い球果を見たときはびっくりしました。日本にいた頃は、針葉樹と言えば松とマツボックリしか思い浮かばなかったのです。
 今の時期は、ちょうど針葉樹の花が見られる頃なのでしょうか。緑の葉に、花の色が映えてきれいです。

これは、お花の状態なのかな、それともそうではないのかな、よくわからないけれど。

P1060168 球果がきれいなので、丸い形のまま欲しいな~と思っているのですが、木を見ていると、熟すとばらけてしまうようです。
 この木には、青い球果はなかったので、本当にシラビソなのかな~と思います。
別の場所でみた、青い球果、1個ほしいな・・・と思うのですが、置いておくとやっぱりばらけてしまうのでしょうか。

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